七十二候は「菜虫化蝶」。菜虫=青虫は見ないけど、菜虫が似合いそうな菜の花は、東京でもけっこう咲いてますよ~♪/3/15=旧2/7・丙申

季節の暦・七十二候は、今日から「菜虫化蝶」に入りました(3月15日~19日)。

「菜虫」は、モンシロチョウの幼虫=青虫のこと。
モンシロチョウは、キャベツとか小松菜とかアブラナ科の植物、つまり菜っ葉に産卵しますから、こんな名前になったんでしょうね。
それが羽「化」して、「蝶」になる季節ということで、読みも「なむしちょうとなる」。

菜虫もいなかっだろうし、蝶も不在。だけど菜の花は満開です!

東京都心で唯一菜の花畑が見られる場所といえば、浜離宮恩賜庭園菜の花畑

毎年、七十二候は、もう「菜虫化蝶」かぁ…と気が付けば、やはり菜の花畑に行ってみたくなったりする。
いつにするかなぁ…と思いつつ、わが家からは案外足が向きにくい場所が浜離宮恩賜庭園だったりするのよねぇ。

で、数日前に、日比谷図書文化館(旧日比谷図書館)に用事があって出向く…と、なにやら、向こうの方に黄色い塊が見えるんだけど??
あれれ?
こないだ、寒緋桜やら花桃やらを見にきたときにあったっけ?
日比谷公園も広いですからねぇ。あのあたりには近づかなかったかも?

で、近づいてみると…。

菜の花

おおっ!これは菜の花?

日比谷公園にも、プチ菜の花畑がありましたっ!

いや、菜の花畑はオーバーか?
菜の花の花壇…ってのも変?

菜の花

まあ、どっちでもいいか。

写真を撮ろうと寄ってみると…。
菜の花

ああ、これは春草の匂いです。
田舎育ちには懐かしい、赤いランドセルを背なかで揺らしながら、嗅いだことのある匂いです。

ああ、いい感じです。
もちろん、季節の暦アイテム「菜虫」も「蝶」もおりませんがね。

場所は、日比谷公園のテニスコートのあたり。
テニスコートの葉の花

お近くまで行くのなら、ぜひとも寄り道推奨します!

◆今日は、2016年3月15日/旧暦2月7日/如月丙申の日
◆日の出5時52分 日の入17時49分/月の出10時22分 月の入–:–