まだふいに暑い日もあるけれど、基本的には秋深し。で、秋の虫たちも続々登場。今度は鳴かないけどね。/10/6=旧8/24・乙卯

8月は蝉しぐれ、9月虫聴き、
そして10月の虫たちは、すっかり秋の空気を運んできてます。

…っていうのが、ごく私的な、季節の虫のイメージ。

8月の蝉は、9月中旬すぎても煩く鳴いて、コオロギや鈴虫の声がやっと耳に届くのは9月末。
…だったりするけどね。

そして、唐突に、こいつらに出会う頃は、もう秋深し。

かまきり

カマキリです。

とか、言うと、「ええーっ!ホント?」と驚く都会住人多数。

「蚊とか蜂なら遭遇するけどねぇ」
…だって(笑)。

東京にだって、秋を運ぶ虫たちはいますよ!

そうそう、実は、蚊や蜂の被害も、案外9月末から10月の植物園、庭園にて。
「涼しくなったからもういないかな?」とか、ヒトが油断した今頃が危ない。

しかし、同じく植物園・庭園…加えてそこらの空き地を探索する身としては、秋の虫たちとの逢瀬も今ごろの楽しみだったりするんですねぇ~♪♪

カマキリの遭遇率は何を隠そう一番高く。

カマキリ

ああ、この子も七十二候「蟷螂生(かまきりしょうず)」(6月6日~10日)の頃に小さく生まれて、すいぶん成長したもんだとか思う。

あっ!いなごも発見!

いなご

発見地は、小石川後楽園の田んぼの近く。
やっぱりねぇ。
子どもの頃、早朝の田んぼで、家族総出でいなご採りをしましたっけ。
やっぱ、都会の田んぼにだって、いるんですよね。

そして、シオカラとんぼ!!

だよねっ?!これはっ!

シオカラとんぼ

さすがに、東京の都心で、とんぼに合うのははじめての経験。
これも、小石川後楽園の田んぼの近くなんですが、水田のなせるわざってことでしょうかね?

これからしばらくは、夏にさぼっていた分を埋めるかのように植物観察の日々。
…ってのが例年で。

こんな虫たちにも出会えるならば、さらに拍車がかかりそうです(笑)。

◆今日は、2015年10月6日/旧暦8月24日/葉月乙卯の日
◆日の出5時39分 日の入17時19分/月の出–:– 月の入13時24分