東京のまんまん中で、大根畑にぶち当たってしまいました。
久々に何もない一日なんで、朝からご近所をぶらついていたら…。
坂の斜面を利用した、明らかに家庭菜園があり、そこに、ちょうど抜き頃と思しき立派な大根が育っております。
「ああ、大根たべたいっ!」とじっと眺め、このままだと大根泥棒になりかねないので、そのままいつも行く青果店へ。
葉つきの青首大根がやっと登場っ!
近頃は、気候のせいなのか?それとも保存上の問題なのか、この葉つき大根の入手が困難。
…な気がするけどどうかしら?
実は、私は大根本体よりも、葉っぱが大好物で、なんなら葉っぱだけ売っていただくのでもいいくらい。
しかし、大根に青々葉っぱがついて市場に出回るのは、旬の今ごろだけ。
それすら、入手ならずの年もある。
今年は…。
ありましたっ!葉つき大根発見!しかも1本100円!!
もうこれだけで、1年の締めくくりは良しとしたくなるぐらい嬉しいっ!(←おおげさ?)
さあ、大根を食い尽くすよぉ~!!
葉付き大根抱えて帰宅した日は、玄関を開けるや否やって感じで、その始末で忙しい。
まずは、早急に大根の根と葉を切り離し…。
さらに、大根を3つに分ける。
日光があたって甘いアタマ部分:柔らかく癖のない真ん中部分:辛味が強いシッポ部分
=1:3:1という配分。
むむむっ、シッポ部分を大きくとりすぎたかな?まあいいか。
真ん中部分は、皮をむき、3cm幅に切って面取りをする。
水気を拭いて、これは、半日冷凍。
あとで煮物系のなにかにする算段ですが、凍らせると味が浸みやすくなる。
これは、いつだかのNHKの朝の情報番組「あさイチ」で習ったコト。
実際おでんも、ブリ大根も、実は大根のステーキも凍らせたほうが美味しいもんで我が家はもうずっとこれがスタンダードです。
むいた皮は、大根葉の茎のほうといっしょに天日で干す。
ちなみに、大根葉の上のほう好物ちゅうの好物で、さっとゆでこぼして豚肉と炒め、コショウ&醤油で、早々に1品完成。
これをおかずにまずはランチ休憩にします。
ああ、ついでに味噌汁。
とりすぎたシッポ部分を短冊に+油揚げ+大根葉少々。
そんなこんなでランチをいただき、あとかたずけが済んだら…。
干した大根葉を細かく刻む→ジップロック的なビニール袋に入れて→塩(大根葉の1.5%ぐらい)+細く刻んた昆布少々(3cm角をキッチンばさみで細く切る)。
ビニールの上からかるくモミモミしたのち冷蔵庫へ。
夕飯時には美味しい大根葉の浅漬けが完成することでしょう。
残された大根のアタマのほうはどうしよう!
こちらは、甘くみずみずしいので千切りにしてツナ缶と混ぜ、サラダにしょうか?
もうセッティングしたりして(笑)。
とすると、おかずは、魚系のちょっとこってりがいいかな?
たとえば、さんまのかば焼き、サバのソテー(塩コショウに小麦粉つけて多めのオリーブオイルでじわじわと焼く)。
でもなぁ…さんまもサバも今年はなんだか高いんだよなぁ。
肉にする?
昼に食べたか。
そういや凍らせた大根の始末もせねばらならいし…コレはおでんにして明日かな。
うーん、うーん。
あっ、残ってたシッポ部分と大根の皮もあるわ!
これは、もうきんぴらにしちゃおう。
もう、サラダときんぴらでさらっと済ませちゃうってのでもいいかなぁ。←ややめんどくさくなっています(笑)。
ということで、今年も初物・葉つき大根、数日で、完食です。
わたしは、一人暮らしですが、大根に限らず、キャベツも白菜も丸ごと一個買って食べつくす派。
その方が経済的ってのもあるけど、その間ずーっと、大根だけとか白菜だけのことを考えているのが楽しいのです。
ああ、次は白菜を食べつくさなきゃ。
いやその前に葉つき大根に再トライもしたしっ!(←変なヒトかも?)
◆今日は、2015年12月6日/旧暦10月25日/神無月丙辰の日
◆日の出6時36分 日の入16時28分/月の出1時27分 月の入13時24分