「福豆」「節分和菓子」にひきつづき今日は「福茶」…の予行練習。本番は明日の朝。っていうか福茶ってうまいっ!/2/2=旧12/24・甲寅

明日は節分!今日は福茶の準備です。

さあて、「福豆」「節分和菓子」と着々と春を迎える準備をしてきた私。
最後は、明日に備えて「福茶」の準備です。
…っていうか予行練習(笑)。

まずは、昆布(塩昆布にしました)、梅干し、福豆を用意しまして…。

福茶の材料

福茶は、節分専用かといえばそうではなくて、正月、大晦日などにもいただく縁起物のお茶。
いつものように、それぞれのアイテムには、縁起担ぎの意味があります。

昆布⇒こんぶ→よろこんぶ→「よろこぶ」の意味。まあおやじギャグですね。
梅⇒松竹梅の梅ってコトで説明がなくとも縁起はよい。加えて、梅干しに殺菌効果=毒消し→厄災除けを求めたかも。
豆⇒まめまめしく働けるように。

…って、まあ、ぜんぶおなじみの意味合いなんですが、どれもつつがなく暮らすための基本中の基本ですよね。

煎茶をていねいに淹れて…。

白湯(さゆ)でもいいのですが、せっかくなので煎茶を淹れる。
というか、普段気を遣わない番茶やほうじ茶ばかりなんで、おめでたい日々ぐらい煎茶でゆくかっ!
…って、まあ少し気合を入れております。

お茶葉が開く間に、湯飲み茶わんに塩昆布+梅干し+福豆を入れまして。

お茶を淹れる

福豆に関してはまさか神田明神授与のものを予行練習に使うわけにもまいりませんで、たまたま、和菓子屋さんで(昨日の鶴屋吉信ではなく)大福を買ったらいただきましたものを。
そうそう、節分の時期ってそうゆうおまけも珍しくないんですよね。

お茶を注いで…。

福茶

さあさ、はいりましたよ!福茶です。

ちなみに、正月の福茶の豆は「黒豆」を炒ったものを遣ったり、山椒を入れる地域もあるようですが、となれば、福茶といってもまたいろんなバリエーションがあるんだろうなぁ…なんて思いつついただきます。

そして、これが、豆の香ばしさ、梅の酸味、塩昆布の塩気とすっきりした煎茶の風味がいい感じに交わって、うまいのです。
…毎日飲んでもいいぐらい。

さあ、これで明日の節分の準備は万全。
っていうか、もうどんだけ春が待ち遠しいんだ私っ!?って感じですよね。

暖かくなるからというのもあるけど、春が近づくにつれ、夜明けが早く、日暮れが遅くなってゆくから好き
…なんですけどね。

◆今日は、2016年2月2日/旧暦12月24日/師走甲寅の日
◆日の出6時41分 日の入17時09分/月の出0時42分 月の入11時39分