こちらも旧暦の3月3日桃の節句まで待ちました。浅利&蛤
もう世間的には、お雛様…って感じ皆無だけど、ここはちょっとこだわりたい私です。
そもそも、桃の節句に蛤をいただくのは、そのころ海辺に出向いて邪気払いする…って事から。
やっぱそれって穏やかな陽気にならないと難しいよねぇ。
といっても、私の場合は、ここまで待つと、蛤も浅利も、お買い得になるってこだわりのほうが勝つのですが(相変わらずの花より団子ですみませんっ・笑)。
ってコトで、毎年恒例、浅利の柄チェックっ!
やっぱこれもやっとかなきゃね。
で、今年いちばんの気に入りの柄は…これかな?
しかし、ほんとにいろんな模様になるもんです。
なんでだろう?海の中の環境に影響されるのかな?といっても蛤のほうはかなり地味な柄なんですがねぇ。
生育する場所が違うのかな?
と思いつつ、全部一緒くたに塩水につけて砂抜きをする。
約3%の塩水にひたひたと付け、約3時間待つ。(←これぐらい待たないと、けっきょく砂が残ってるんだよねぇ)
今年は、浅利の酒蒸し、そして恒例、蛤の潮汁を。
どちらも主食材は、貝と菜の花。
で…酒がないっ!なのに、なぜかワインが冷蔵庫に??(←下戸なんですが、なにかでいただいたのがずーっと放置されてたのを開封)ってコトで、浅利+菜の花+ワインで蒸しに変更っ!
みじん切りしたニンニクひとかけをオリーブオイルでゆっくりいためて、香りがたったら、殻のままの浅利ぜんぶ(250gありましたっ!)を投入!
白ワインを振りかけ→フタして蒸し焼き→浅利の口があいたら、菜の花投入。
塩&胡椒で味を調え、あっ!という間にできました。
簡単でいいですねぇ。
で、これを気取らず、炊き立てご飯にぶっかけて食べます。
っていうのも、浅利から出た出汁を味わいたいもんで…。
洋風深川めしってイメージですかね。
(ちなみに、深川めしは、酒蒸しした浅利に、出汁+葱+生姜を投入。醤油で味付け→炊き立てご飯にササッとかける。似てます)
恒例!蛤の潮汁もっ!
もちろん、旧暦3月3日=桃の節句こだわりですから、これも必須でしょう。
ってコトで作りました。
昆布水(瓶に水と昆布の切れ端を入れておく)+蛤を中火⇒塩、酒少々でひと煮立ち。
今年も、菜の花が間に合わなかったんで、品種違いの「菜花」というものを買ってきて、塩ゆで&トッピング。
野菜室にひとばん置いたら花が咲き…でもこのほうがきれいだったかな?
ラッキー!
◆今日は、2016年4月11日/旧暦3月5日/弥生癸亥の日
◆日の出5時14分 日の入18時11分/月の出8時13分 月の入22時25分