今年の関東の梅雨明けは遅かったぁ~。
やーっと7月28日に梅雨明け宣言!
2016年の関東甲信の梅雨入りは6月5日だったから、ほぼ2か月ジメジメムシムシを我慢したってことですかぁ。
その間、東京地方は、いきなり7月2日に初の熱帯夜。
翌日7月3日は、初の猛暑日35度を記録と続いても、全然梅雨はあけず。
本格的な夏がこないままに、汗疹も、軽い熱中症までも体験ずみです。
梅雨明け記念!夏の和菓子を解禁ですっ!
夏の暑さは苦手だけれど、蒸し暑いよりは、ただ暑いだけのほうがましかもな?
…と、梅雨が長かったもんで、真夏に対してやや寛容な私。
少しは夏を楽しまなくちゃ!
ってことで、いつもは土用三郎の日にいただくと決めている麩まんじゅうを解禁です。(って、単にジメジメしずぎの気候につい失念したんでした・笑)
ついでに、水大福もうまそうだったんで一緒にいただいちゃいましょう!
お茶もやっと氷が似合う暑さに併せて氷だし緑茶です。
詳しい作り方はこちらの過去記事にて⇒思い立って「氷だし緑茶」を淹れる。かなり旨いです。
夏の和菓子の特徴は「笹」!
見てくださいこの清涼感!
麩まんじゅうは、小麦粉グルテン(=たんぱく質)だけを取り出してつくる「生麩」で、軽めの漉し餡をくるんだ夏らしい和菓子。
食感的にはしっとりしているくせにコシもあり、舌触りものど越しもよい。
…って、笹を剥いて写真を撮る前にさっさと食べちゃいましたっ!中身は過去記事にてご覧ください。
水大福のほうも、さらっとした漉し餡。
それを包んだフルフルした皮は、寒天とか葛とか、白小豆餡も入ってるかなぁ。
説明書きがないもので、想像してみました。
どちらも、昨年末ぐらいからちょっと凝っている、明治40年創業、深川の伊勢屋の夏の和菓子です。
ウインドウの中にはまだまだ夏らしいのが並んでいたし、こうなりゃ、いつものつる瀬の夏和菓子も無視できず。
秋めいてくるまでは、目には涼しい笹の意匠、舌には、せっせと寒天、葛に漉し餡の食感を楽しませる…といった日々となりそうです。
◆今日は、2016年8月3日/旧暦7月1日/文月丁巳/新月!
◆日の出4時50分 日の入18時43分/月の出5時00分 月の入18時48分