今日は二十四節気「立冬」。季節の移ろいを虎視眈々と楽しもう!たとえば冬の青空と木の葉のお土産。/11/7=旧10/8・癸巳

今日は二十四節気の「立冬」です。

ああ、今年も秋を楽しまないうち、暦は「冬」を宣言するのか。

と思いますが、いつもの『暦便覧』によれば…。

「立冬」は、まだ「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」な季節。

「冬の気」=「冬の気配」ぐらいの意味だから、まだまだ秋ですよ!なかに、冬の気配がふと入り込んでくる…みたいな頃が正しい?

つまり、考え方次第では、秋と冬のいいとこどりを楽しめる日々かもね。
…と思うことにしよう。

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」

古い暦で「立」と付く日は、みなまだ前の季節の真っ最中にやってくる。

それを、天気予報などでは「暦の上」ではと言い訳がましく表現するけど、暦は、そう宣言することでヒトにバシッとメッセージを送ってるのかもね。
…とふと。
暦が「立」と言ったら、虎視眈々と、次への季節の移ろいを楽しむべき日々かもしれません。

「立冬」過ぎれば、秋晴れから一段と澄んだ青い空。

まずは、これを期待したいなぁ…。

晴れた空

ここ2週間ぐらいは、東京も帰省先の福島も、晴れれば、木々の褪せた緑と澄んだブルーのコントラスト

やがて、東京は街路樹の銀杏が色づけば黄色×ブルーへ。

朝、窓を開けて感じる空気が、冷たいころには、ブルーをバックに、葉を落とした木立の造形
と、あらら、楽しみ満載だぁ。

晴れればね。
晴れて!

木々からのお土産もささやかにある。

たとえば、色づき、降った木の葉。

木の葉

樹木は、秋にもうひと花咲かせ散らすように、さまざまな色あいの葉っぱを降らせていました。

これも、やがて楓⇒銀杏の黄色と変わり、そのころ、蓮の実やら松ぼっくりやら…。

うーん、こりゃあ、秋を思ってたそがれてる場合じゃあないのでしたっ!
やって来い!冬っ!!

◆今日は、2016年11月7日/旧暦10月8日/神無月癸巳の日/月齢7.4日
◆日の出6時09分 日の入16時40分/月の出11時57分 月の入22時44分