今日は、二十四節気の「立秋」。例によって、暦の上だけの秋ですが(激烈に暑いもんっ!)、そろそろ夏を惜しむ日々スタート/8/8=旧6/24・丙辰

今日は、二十四節気の「立秋」です。

昨年は、「立秋」のあたりから、がくんと涼しくなったんで、今年はどうか?
と期待もしましたが、先月終わりの長期天気予報では、お盆までは暑いんだって(涙)。

今年の「立秋」は、マジ<暦の上では…>というコトですか…ああ。

ちなみに、『暦便覧』だって「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と言っていて、けっして秋らしくなるという意味ではない。
せいぜい、<そこここに、微妙ながら秋の気配が現れてくる頃>ってぐらいのコトでしょうね。

ヒトのほうは、「立秋」と聞いたあたりで、カラダが暑さに慣れて、ココロもやや冷静に…なる?

…ような気がする。

2015年は、5月上旬からずーっと暑かったけど、今ごろかよ!
と、自分につっこみ入れてみますが、古い暦から、もう「立秋」だよと知らさる効果ってそんなところにあると思う。

で、ああ、夏とも、もうすぐお別れかぁ…と思えば、入道雲だって、よーく観察しとかなきゃね。

入道雲

…と思ったり(笑)

いゃあ、そうとうに単純です。

夏野菜の美しい彩に、やーっと気づく余裕もできた!

ふーむ、これも「立秋」効果かも?

つまり、「えっ!もう秋?!」と思えば、「まだ夏の旬を食べつくしてない!」と考える。

そして、実際、今ごろ夏野菜が、どれも安い!

夏野菜

トマトにトウモロコシ、ピーマンに、つるむらさき。
調子にのってずいぶん買いこんできました(写真の3倍あります…実は)が、ああ、夏野菜って彩りがいいんですよね!
暑すぎて、いままで忘れてましたっ!

夏野菜は、生きの良いうち一気呵成に!

というコトで、買いこんできた夏野菜は、座らず休まず始末する!
…たとえ、暑い中ふうふう言って買ってきたとしても、これは鉄則!

・つるむらさき⇒きのこ類と豚肉でさっと炒め醤油味(←つる紫は炒めすぎると存在感がなくなりますので、最後にささっと入れる)
・ピーマン⇒炒めて、じゃこを加えるという超手抜き。(←じゃこの塩味でちょうどいいんですよ)

常備菜

・トウモロコシ⇒皮をむいたらちょっと乾燥気味!!
…なんで、NHKあさイチで習ったコーンピラフに。

コーンピラフ

(コーンピラフの作り方⇒こちら
っても、数か月でリンクが切れるので、一応作り方。
①米2合を研いで、2合分の水加減+白ワイン大さじ2、顆粒の洋風スープの素小さじ2、塩小さじ1/2を入れる。
②コーンは包丁で実をそぎ落とし、残った芯ともども①に入れ、ツナ缶小一缶分も入れ⇒炊く。
③炊き上がったら、コーンの芯を取り出し、バターをまぜ、黒コショウを振る⇒私の場合バターの代わりにオリーブオイル&黒コショウにしました。)

トマトは…とたどり着いたところでおなかがすきました。

とりあえず、2個冷凍、2個冷蔵で後で考えることにして、ごはんにしようっ!

って、食欲が珍しいッ!
やっぱ、暑さに慣れてきた証拠ですね。

「立秋」は、夏と秋のあわいという意味

..ってのが、理想的なとらえ方かも。

つまり、暑い夏のことも忘れず、楽しみ惜しみ
…ととらえなおせば、まだ1ヶ月は猶予あり!

だから、「立秋」から暑さは「残暑」とも呼ばれるんでしょうか(季節のお便りは、今日を境に「暑中見舞い」から「残暑お見舞い」に変わりますよ!)

そして、ときおり、ふと秋の微妙な秋の気配に気づいて、秋の到来も楽しみに待つ

思えば、季節を2倍に楽しめる時期到来ってコトです。(←ほぼ、夏野菜の安さで、暑い夏に寛容になっております・笑)

◆今日は、2015年8月8日/旧暦6月24日/水無月丙辰の日
◆日の出4時54分 日の入18時39分/月の出–:– 月の入13時12分