今日は、二十四節気の「立秋」です。
昨年は、「立秋」のあたりから、がくんと涼しくなったんで、今年はどうか?
と期待もしましたが、先月終わりの長期天気予報では、お盆までは暑いんだって(涙)。
今年の「立秋」は、マジ<暦の上では…>というコトですか…ああ。
ちなみに、『暦便覧』だって「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と言っていて、けっして秋らしくなるという意味ではない。
せいぜい、<そこここに、微妙ながら秋の気配が現れてくる頃>ってぐらいのコトでしょうね。
ヒトのほうは、「立秋」と聞いたあたりで、カラダが暑さに慣れて、ココロもやや冷静に…なる?
…ような気がする。
2015年は、5月上旬からずーっと暑かったけど、今ごろかよ!
と、自分につっこみ入れてみますが、古い暦から、もう「立秋」だよと知らさる効果ってそんなところにあると思う。
で、ああ、夏とも、もうすぐお別れかぁ…と思えば、入道雲だって、よーく観察しとかなきゃね。
…と思ったり(笑)
いゃあ、そうとうに単純です。
夏野菜の美しい彩に、やーっと気づく余裕もできた!
ふーむ、これも「立秋」効果かも?
つまり、「えっ!もう秋?!」と思えば、「まだ夏の旬を食べつくしてない!」と考える。
そして、実際、今ごろ夏野菜が、どれも安い!
トマトにトウモロコシ、ピーマンに、つるむらさき。
調子にのってずいぶん買いこんできました(写真の3倍あります…実は)が、ああ、夏野菜って彩りがいいんですよね!
暑すぎて、いままで忘れてましたっ!
夏野菜は、生きの良いうち一気呵成に!
というコトで、買いこんできた夏野菜は、座らず休まず始末する!
…たとえ、暑い中ふうふう言って買ってきたとしても、これは鉄則!
・つるむらさき⇒きのこ類と豚肉でさっと炒め醤油味(←つる紫は炒めすぎると存在感がなくなりますので、最後にささっと入れる)
・ピーマン⇒炒めて、じゃこを加えるという超手抜き。(←じゃこの塩味でちょうどいいんですよ)
・トウモロコシ⇒皮をむいたらちょっと乾燥気味!!
…なんで、NHKあさイチで習ったコーンピラフに。
(コーンピラフの作り方⇒こちら。
っても、数か月でリンクが切れるので、一応作り方。
①米2合を研いで、2合分の水加減+白ワイン大さじ2、顆粒の洋風スープの素小さじ2、塩小さじ1/2を入れる。
②コーンは包丁で実をそぎ落とし、残った芯ともども①に入れ、ツナ缶小一缶分も入れ⇒炊く。
③炊き上がったら、コーンの芯を取り出し、バターをまぜ、黒コショウを振る⇒私の場合バターの代わりにオリーブオイル&黒コショウにしました。)
トマトは…とたどり着いたところでおなかがすきました。
とりあえず、2個冷凍、2個冷蔵で後で考えることにして、ごはんにしようっ!
って、食欲が珍しいッ!
やっぱ、暑さに慣れてきた証拠ですね。
「立秋」は、夏と秋のあわいという意味
..ってのが、理想的なとらえ方かも。
つまり、暑い夏のことも忘れず、楽しみ惜しみ
…ととらえなおせば、まだ1ヶ月は猶予あり!
だから、「立秋」から暑さは「残暑」とも呼ばれるんでしょうか(季節のお便りは、今日を境に「暑中見舞い」から「残暑お見舞い」に変わりますよ!)
そして、ときおり、ふと秋の微妙な秋の気配に気づいて、秋の到来も楽しみに待つ。
思えば、季節を2倍に楽しめる時期到来ってコトです。(←ほぼ、夏野菜の安さで、暑い夏に寛容になっております・笑)
◆今日は、2015年8月8日/旧暦6月24日/水無月丙辰の日
◆日の出4時54分 日の入18時39分/月の出–:– 月の入13時12分