七十二候は「金盞香（きんせんかさく）」の時期です。（11月17日～21日）。
七十二候の中でも頻繁だし、私も好きな＜花咲くことで季節を知らせる＞シリーズ。
暦が、そろそろ咲く頃だと知らせてくれる花は「金盞」＝「きんせんか」。
「きんせんか」っていえば、ピンとくるのはキク科のオレンジの小花ですが、あの花は春。
暦が言うのは「水仙」のことです。
が、咲いてないんだなぁコレも。
水仙と同じ仲間の「ペーパーホワイト」なら一輪、二輪咲き始めかも？
と思いますけど、それも今年はまだ未確認。(←新宿御苑の菊まつりのついでに探すつもりが、そもそも行けておりません）。
東京で言うなら、「金盞香」の時期は、11月下旬ごろか？
昨年の写真を眺めていたら、12月初旬ごろに訪ねた公園＆庭園では、「水仙」の開花が五分咲きって感じ。
これは「上野公園の水仙」。
上野の森美術館の近くに、花壇があって、今年もあと半月も待てばこんな風なはず。
同じく、上野で咲き始めると、ご近所でもポツポツ目立って咲き始める。
あとあと、清澄庭園の水仙もなかなかにゴージャスだったなと思い出したり。
「回遊式林泉庭園」であるこの庭園は、水場が多く。水面に顔写すように水仙が咲いてましたっけ…と。
そして、「水仙」の思い出とともにあるのはあの甘やかな香。
暦が「咲く」の字に「香」とあてたのが深く理解できるというものです。
そんな季節まで、東京ではあと早くて半月。
そして、年が明ければ、水仙の群生地を訪ね、香りを存分に楽しむ日々到来です。
…ああ、もう来年のこと？早すぎるわぁ～(^^;。
◆今日は、2018年11月17日／旧暦10月10日／神無月癸丑の日／月齢9.8日
◆日の出6時18分 日の入16時33分／月の出13時26分 月の入–:–