本日は、亥月(=旧10月)亥日なので「亥の子餅」をいただこう!ホントは初亥の日?まあ、硬いこと言わずに。/11/25=旧10/26・辛亥

今年の11月の初亥の日は忙しかった…はず。

というのも、新暦11月と旧暦10月の初亥の日が同じく11月1日。
そこに、3つの縁日&年中行事が集中してしまったのでした。

それは…。

・仏教の守り神・摩利支天さんの特別なご縁日「ゐのこ祭」が、11月の最初の亥の日。
(東京では、上野の大徳寺にて、終日つづく勇壮な御祈祷が執り行われたはずです。)
・江戸人たちに倣えば、その日「炬燵開き」にて、暖房入れ始めの日
西のほうの行事ですが、亥の子餅をいただく日。
・お茶の世界では「炉開き」で、その日も亥の子餅をいただくみたい?

…って、多いわぁ…。

2016年の11月&旧暦10月には亥の日が3回。

実は、初亥の日(=11月1日)は、所用があって、東北帰省中。
ですっかり、この行事のことを忘れていました。

なので摩利支天さんの「ゐのこ祭」はお参りに行けず…すみません。(←どうせ、当日のみ罰当たりにわか信者ですが、後日摩利支天さんの姿を見にお参りに。この格好がステキなのです⇒過去記事で見てください。)

他の行事は、二の亥(←11月13日。「炬燵開き」に倣い、「湯たんぽ」使いはじめ)、三の亥に振り替えさせていただく次第。

三の亥の日の今日。
遅ればせながら「亥の子餅」をいただきます。

いやぁ、今日の日を待ちに待ちましたっ!

今年は、福岡の老舗鈴懸(すずかけ)の亥の子餅をいただきます。

亥の子餅

「亥の子餅」の存在と、このお菓子を「亥月亥日亥刻にいただくと無病息災のご利益がある」と知ったのが2013年。
となれば、どうせならば毎年違うお店の亥の子餅をいただこう…となってしまう(*^_^*)。

2013・2014・2015年…とご近所で調達し、たった3年で近場で売ってる和菓子屋がなくなった。
少ないなぁ…。

ってことで今年は、新宿伊勢丹地下まで遠征。
多数揃う和菓子屋さんからこの亥の子餅を選んで帰って着た次第です。

亥の子餅は、イノシシの子(=うり坊)のカタチに見立るのが共通

それ以外は、つくり手によっていろいろなのが面白いところです。
鈴懸(すずかけ)の亥の子餅は、胡桃入りの求肥にこし餡が入っているらしい。(←本日の亥の刻まで我慢)

そして、袋も箱も美しいのがバリュー。

袋と箱

気に入りましたっ!

そして、他にも和菓子名店が数店舗。
いずれも亥の子餅の扱いがあるようで、来年からは順次、伊勢丹地下を攻略する所存です。

「日の出」&「日の入」からカウント。
江戸人の時代の「亥の刻」にこだわって、食すのは21時05分!

「亥の子餅」は、亥月(=旧暦10月)、亥日(亥の日、今日は辛亥の日)、亥の刻にいただいてこその無病息災。

でこの「亥の刻」ってのが難しいんですよねぇ。
近頃は、22時などと教えを乞うけどそれって微妙に違わない?

私は江戸人に倣って「日の入」「日の出」を目安に、カウントして割り出した時刻にこだわってみたい。

正確に時を刻む手段に乏しかった江戸人たちは、日没=暮れ六つ、日の出=明け六つとして、昼間も夜もそれを6等分し、そこに、干支をあてはめた。

ちなみに、本日の「日の入」は16時29分、そして明日の「日の出」は、6時27分。
⇒江戸人的な夜間は14時間÷6=2時間18分。
⇒日没の時間は、酉の刻。
⇒干支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の順番。
⇒酉の刻16時29分+2時間18分⇒戌の刻18時47分+2時間18分⇒亥の刻21時05分。

おおっ!今日の21時05分が亥の子餅の食べ時ですかぁ!

それでは、その時までじっと待つとしましょうか。

亥の子餅

(もちろん、いったん箱にしまいますが…。しかも、これ昨日撮ってますが。で、賞味期限は昨日。まあ、硬いこと言わずに。)
(※ちなみに、昨年&一昨年は、無精して、日の入り時刻+二刻分4時間=8時30分としておりました。重ねてすまん、「亥の子餅」。)

◆今日は、2016年11月25日/旧暦10月26日/神無月辛亥の日/月齢25.4日
◆日の出6時26分 日の入16時29分/月の出2時15分 月の入14時17分