12月17・18・19日は、浅草寺の羽子板市。
JR上野駅のエントランスでも、もうずいぶん前から堂々とした幟を下げて告知してます。
もちろん、言われなくとも今年も浅草・浅草寺へ。
今日は雷門から入り、仲見世を眺めて本堂へと向かいます。
って、実はいつもはアクセスの仕方によって、浅草六区⇒淡路堂の側からとか、言問い通りから裏門経由とか。
雷門から入るのは実はまれ。
しかし、羽子板市の日々の仲見世は、もうお正月仕様の飾りつけが楽しい。
これを見逃す手はないというもの。
いちいち、見上げて、写真を撮って…。
混雑なんてものともせずに進みますが、ああ、そういやまだ年賀状書いてないっ!と焦りは誘発しますねぇ。
どれかひとつパクろうか?
平成の羽子板市は、五重塔側の一角に露店が並ぶ。
『東京年中行事(2)(東洋文庫 (121)) 』などによれば、いま通ってきた仲見世の両側に、羽子板の店がビッシリ並んでいたそうですが、今は、五重塔の麓のささやかなエリアに並ぶのみ。
とはいえ、地面から高い位置に床板を張ったにわか座敷店が軒を連ねた華やかな雰囲気は健在。
私は特に、その店先を飾る暖簾の色合いがかなり好き。
そして、その奥には、華やかな羽子板です。
「羽子板」は、「邪気を跳ね返す板」という意味を持ち、正しくは女児の健やかな成長を願う縁起物。
しかし、いつしか豪華絢爛な押絵細工作りになって派手だわぁ~!
もうこうなると、広くてシックな豪邸にしか飾れないかも…と思いつつとりあえず目の保養。
お値段もさらに豪華だしね。
私の羽子板市の目当ては…突羽根のほうでして…。
こちらも十分華やかです。
そして羽子板を求めるならこっちですか。
数年前から東京歳乃市羽子板商組合が出している羽子板型の御守り「有卦干支羽子板」。
これは昨年の羽子板市の写真。
今年の干支「丙申」の羽子板、今年も忘れず来年の「丁酉(ひのととり)」バージョンを授与いただく。
さぁて、あとは…。
実は羽子板市の楽しみはほかにもいろいろ。
それは明日に続きます。
◆今日は、2014年12月17日/旧暦11月19日/霜月癸酉の日/月齢17.6日
◆日の出6時44分 日の入16時30分/月の出20時11分 月の入9時16分