七十二候は「蚕起食桑」に。こう暦が言ったら、空豆食べよっ!と無意識に思ってる私。/旧暦4/8・甲寅・上弦

七十二候は「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)の時期です(5月21日~25日)。

ここでの「起」は孵化するの意味。
そして、白いお蚕さんが、シャクシャクと「食桑」=くわをはむ⇒桑の葉を食べる。
そんな時期になりましたと暦。

この暦がリアルに使われていた江戸時代は、おなじみの光景だったんだろなぁ。
…いや、母が、子どもの頃、お蚕さんが桑を食べる音が、雨降るように聴こえたというから、桑畑と蚕だなが農家に普通にあったのは、つい60~70年前か?

そんな光景もあっという間に今は昔になった。
今は、桑の実をとるために、桑の木はあるにはあるけど…。

桑の実
(これは、母の庭の桑の木。初夏は、桑の青い実が実るころでもあるんです)

日本全国で蚕を飼っている場所って、現在どのくらいあるんだろ?

青いものをシャクシャク食べるお蚕さん。

…のコトを考えながらつらつら歩いていたら、「空豆」発見!
おっ安いっ!

空豆

…と買ってきました。
このブログの過去の記事を調べたら、毎年「蚕起食桑」の頃が旬みたいです。

ふーむ。
ならば、これからは「蚕起食桑」の時期は「空豆」と覚えておこう。

とかこじつけつつ、鞘を剥いたら…。

空豆

おおっ!美味そうだねぇ。

そうだっ!少し、鞘ごと黒焦げに焼いて、たべちゃおう😊。

空豆

残った「空豆」の鞘をすこーしだけ丁寧に剥き、全部剥き終わる頃、焼けました。
魚焼きグリルなら、途中、ほんわかいいにおいも漂って、あっという間です。

粗熱とったら、塩を振りつついただく所存。
しばし、凝視しつつ待ち、お蚕さんが桑を食むように、旬の空豆を無心にいただくのである。

◆今日は、2018年5月22日/旧暦4月8日/卯月甲寅の日/月齢6.6日/上弦の月
◆日の出4時31分 日の入18時44分/月の出11時17分 月の入0時12分