毎月21日は、弘法大師さまのご縁日。その最初の今日は「初大師」です。/1/21=旧12/24・戊申

今日は、初大師!
久しぶりに西新井大師さま詣でへ!

毎月21日は、弘法大師さんご縁日。今日はその最初「初大師」です。

初大師

初大師だし、西新井大師はご近所だし…と思いつつ、実は、正月は初縁日つづきなもんでどうもサボり気味。
実際、平日&悪天候に重なると、広い境内が、広すぎるほど寂しい感じは否めずに、ちょっと億劫になるんだなぁ…。
(初詣は、激混みらしいんですが…)

って、「空海」さんごめんなさぁい!(←実は、こっちの呼び方のほうが好きなもんで)
でもでも、今日は土曜日だし、天候もよくなりそうだし、久々、ご挨拶に伺いますよぉ~(^^♪。

「大師」=「弘法大師」=「空海」

さて、ちょっと復習。

「大師」は、ざっくり「高僧」に、朝廷が与えた尊称。
つまり、いろんな仏教系宗派の偉いお坊さんたちも「大師」として歴史に名を刻んでおります。

が、単に「大師」といってしまえば、一般的には、弘法大師さんを指すそうで…それって、身分の高い人ばかりではなく広くあまねく庶民に好かれている証拠。
その人気ぶりがここからもうかがえるというものです。

そして、「大師」が与えられるのは、亡くなったあと。
現世で活躍していたころの名は「空海」となります。

「弘法大師」という名も、「空海」という名も、この平成の時代にあっても超ポピュラー。
教科書的な「日本に密教を伝え真言宗を開いた高僧」という話を超えて、謎とスペクタクルな伝説に満ち満ちている興味津々な存在でもあります。

境内のあれこれも、「空海」=「弘法大師」さんの奥深い伝説を語ってる?

本堂にてお参りをしたら露店を流す…もいいのですが、ぐるり境内を廻るのをおすすめ。

まずは、本堂の正月飾りを見上げて鑑賞。

お正月飾り

これがまたすごい立派。(ああ、未年にはお参りにきたんだねぇ…)

特に、本堂裏手にある小さなお社。
奥の院

もうただならぬ雰囲気ですが、これは、弘法大師さんがいまもお住まいになっているとされる高野山の奥の院を模して祀った場所だとか。

ひきでみますと…。

奥の院

ふーむ、そういえばそれ風?
こうしたややミステリアスな施設が、ここ西新井大師をして、江戸のころより高野山の代拝所であった。
…という風格みたいなものを醸しています。

まあ、露店のおっちゃんがテントさえ放り投げておかなければ…ですが。

お参り済んだら、参道の店も冷やかして…。

気になる、だるまやさんとか。

だるま屋さん

屋根ぎりぎりに飾られているだるまさんの飾りが気になっています。

そうそう、毎月21日の縁日・日曜・祝日しか売ってない「出世いなり」も買って帰ろう。

稲荷ずし

海苔のトッピングが「出世いなり」です。あとは…なんだっけなぁ。
今日、買って確認しようと思います。

◆今日は、2017年1月21日/旧暦12月24日/師走戊申の日/月齢22.8日
◆日の出6時48分 日の入16時57分/月の出0時42分 月の入11時57分