季節の暦・七十二候は、「魚上氷」に入ってます(2月13日~17日)。
「魚」=「うお」はそのままの読み&意味。
問題なのは「上氷」の文字。
魚が氷の上…って?
「上氷」には、いままで凍ってた川や池の上に、何かが飛び出すみたいな意味があるらしく。
つまり、水面下では溶け始め…ってことか。
そして、その溶けたところを狙って、魚が飛び出す。
「魚上氷(うおこおりをのぼる)」は、そんなイメージ。
ああ、寒さは残るけど、やっぱりこれも春の到来を感じさせる暦アイテムですね。
「鶯」の次は「魚」かぁ…と数日前から気が付けば
思いは、リアルな春の魚。
本当は白魚を刺身でいただくってのが希望ですが…。
今年はまだ見当たらない。
昨年は、けっきょく一度も見つけなかったし…。(ってことで写真は一昨年のもの)
取り急ぎは、「釜揚げしらす」を!
これを魚屋さんから買ってきて。
ついでに、青果店にて小葱と三つ葉とどっちにするかしばし迷い、けっきょく両方。
ごはんを炊いて。
炊いてる間に、小葱を薄く小口切り、生姜をゆっくり擦って、醤油を準備し…。
あっ!三つ葉も細かく切って…。
炊き立てごはんに、三つ葉しらす&小葱しらすの2バージョン。(←けっきょく、どちらかに決められなかった)
どっちが美味いか比べてみようっ!
いただきまぁすっ!
ごちそうさま。
どちらも美味な春の味。
あえて言えば、小葱は春まであとひと頑張り系、三つ葉は春がもうすぐ系…って、なんのことだい?
実は、東京近郊のしらす漁は、12月末から3月末まで禁漁。
なので、ホントの旬は、春本番の頃なんだけど。不思議とこの時期お安くなるんだよねぇ。
春には、海からの贈り物のたくさん!
魚だったら、公魚(わかさぎ)とか(←フリッターにして食べたいっ!)、東京近郊で採れたお安く美味しいしらすももちろん。
さらにできれば白魚も。
そうそう、若布も春先。
そうして、貝が安く出回るようになると、春爛漫になってゆくんだよねぇ…。
想像して、食べた端からお腹がすきます。
◆今日は、2017年2月14日/旧暦1月18日/睦月壬申の日/月齢17.1日
◆日の出6時29分 日の入17時22分/月の出20時39分 月の入8時17分