今日は、春の彼岸入りです。
暑さ寒さも彼岸までといいますが、するってーと、今年もしっかり過激だった、春の三寒四温もこれで緩やかになるかなぁ…とか。
東京地方は、いよいよ染井吉野の開花かなぁ~とか。
なんかお彼岸と聞くと、ささやかながら、期待してしまうこと多数。
しかし、いちばん期待しちゃうのがコレ。
今年も東北の彼岸花。
東北の春彼岸は、まだ雪深いエリアもあって、花は少なく、人々は、竹や木片なんかを削って花を造った。
この「彼岸花」は、東北地方各地に伝わる、けずり花のひとつです。
まあ、造花ですし、スーパーに行けば普通に売られているんですが、私の目には価値ある工芸品として映る。
このカワイイ花とお線香をもって、いそいそお墓参りがなぜか楽しみだったりもします。
福島の市内で売られる削り花は一重花で…。
肉や魚を包む、経木(きょうぎ)のように、うすーく削った木が材料。
それを数枚ずらして花びらに見立て、木に留めつけるというスタイルです。
じーっと見てると、色付きじゃないのがあったら欲しいなぁ…とか思う。
しかも花の部分だけで可。
ちょっと部屋に飾ってみたい気がします。
ちなみに、北に接する宮城県の彼岸花は、花びらがもっと細く細かくボリュームのあるカタチ。
それも同様。
ああ、今年は、仙台まで買いに行こうか?
福島バージョンと併せて、1本ずつ持ち帰ろうか?
…しかし、無色バージョンって売ってるの?
…と、なぜか彼岸入りして、ココロは千々に乱れたり( ´艸`)。
こんなこと言ったら、ご先祖様に手向けるものをなんでわざわざ、俗世で使う?
…とか言われそうだけどねぇ。
ってことで、今日は、これから、東北帰省です。
◆今日は、2017年3月17日/旧暦2月20日/如月癸卯の日/月齢18.5日
◆日の出5時49分 日の入17時50分/月の出22時10分 月の入8時27分