江戸人に倣えば、
桜の見ごろは立春からの日数で知る。
これはマジであてになる目安で、今年もちゃんとその通り。
・「彼岸桜」「枝垂桜」⇒立春より54~55日頃より。
…はもちろん、
・「一重桜」⇒立春より60日目~65日頃よりもほぼぴったしっ!
そして、いよいよ桜リレーの終盤「八重桜」⇒立春より70日の頃が去る4月14日でしたが…。
もちろん外さず咲きだしておりますよっ!
西日暮里と日暮里をつなぐ、諏訪台地にある養福寺。
山門から道路を覆うよう枝が張り出す八重桜の樹。
おおっ!咲いてますね。
盛りの頃には、こんもり咲いたなぁ…と思っていた染井吉野。
それが、さすが江戸人が作ったあれはスッキリ粋に咲く花だね。
…と思えるほどに、ふわふわぼってりぶりが可愛いすぎます。
ただし、全体的にはまだまだつぼみ優勢。
毎年この枝っぷりを桜テラスとひそかに名付けて喜んでいる私だが…。
ふーむ、テラスに見立てるにはまだ早いかな?
今日はさすがに咲いてるかも、また見に行こうっ!
谷中霊園並木道へと足を延ばせば…。
黄色い八重桜が今年もコンパクトな華やぎを。
こちらは「鬱金桜(ウコンサクラ)」。
萌黄にちらりと見える桃色が可愛い花です。
そして、今年は、染井吉野のピンクと萌黄のコラボが、ぎりぎり間に合ったっ!(今日はさすがに染井吉野は散り終わっただろうが…)
ここまで来たら、もう一息。
上野不忍池へ。
不忍池のスワンボートがある側のほとりは八重桜の鑑賞スポット。
たとえば、ここにも鬱金桜。
柳とコラボが爽やかだわぁ~(^^♪。
そして、スワンボートとコラボ?
ふふふっ。
そして、ピンクの八重も豊富。
というか、養福寺のある諏訪台地より暖かなのかな?
こちらのほうが満開に近いですっ。
まとまって植えられ一挙に咲きだす染井吉野に比べれば、八重は基本一本樹だから、若干地味。
だけど、見上げれば、やっぱり、心奪われそうなさきっぷりです。
◆今日は、2017年4月16日/旧暦3月20日/弥生癸酉の日/月齢19.0日
◆日の出5時07分 日の入18時15分/月の出22時40分 月の入8時19分