今は梅雨だと思っただけでアンニュイ気分だが、東京の街にも楽しみな実り。
「小満」のころなら、その筆頭は「青梅」。
そして、雑節「入梅」もリアル梅雨入りも過ぎた今頃ならば、もっとひそかに、空気然と実り始めたやつらがおります。
柿に、無花果(いちじく)、そして琵琶(びわ)。
これらを、勝手に「THE 街の実」名づけ、通りすがりに親しんでいる今日この頃。
まずはまだ、小さすぎる「柿」。
まだ花の時期とサイズが変わらず、柿の子って感じがカワイイ。
この時期、すこし間引いて、器に活けて飾りたい気がする。
旬の時期は、まだ当分先ですねぇ。
無花果はあと少し。琵琶はもうすぐ。
って、店頭に並ぶのが…ですが。
民家の庭から街路にはみ出ている樹々の実りもおんなじで…。
無花果はもう少し大きく実らせ、熟成させたく(←いや、この樹はよそ様のです。思うだけ)
琵琶は、いつの間にか色づいて、
これは、食べごろだねぇ。
いや、もちろんよそ様の実りなんで、見るだけです。
…って毎年、勝手知ったる「街の実」実りポイントを通りすがりに、時々遠回りして観察。
民家の庭の樹々救済!…を妄想
今年は、更地にされるついでに引っこ抜かれたリして、柿、無花果、琵琶ともどもに、ずいぶん減った。
へんてこな剪定のせいか、花も実もならない樹も数本。
近所から苦情でも出たんですかねぇ…。
ってことで、貴重な「街の実」の写真をここに残しておく次第。
これらが、在りし日の写真になったりしたら…やだなぁ。
広い土地と、植え替え技術を持った、秘密結社があって、民家解体の情報をキャッチするや、闇夜に紛れて木々を救う。
…と妄想しつつ、木々を見上げる。
◆今日は、2017年6月17日/旧暦5月23日/皐月乙亥の日/月齢22.3日
◆日の出4時25分 日の入18時59分/月の出–:– 月の入11時13分