七十二候は「梅子黄」が今日まで!今年は梅がやや不作?で、今年の梅シゴトは、始末の梅ジャム。/旧暦5/26・戊寅

七十二候は「梅子黄(うめのみきばむ)」の時期(6月16日~20日)。しかも今日までっ(;’∀’)。

「梅」「子」で、「梅の実」のコト。
それが「黄」=きばむので、「梅の実が熟す頃です」と暦は言う。

確かに、昨年はいい感じに熟してましたが…。

梅のみ黄ばむ

今年は、ご近所でも梅の実りが芳しくない感じ。

あてにしていた、東北の母の梅の木も、超不作だし、スーパーの梅もなんだかいい感じのがでてきません。
高価なままだし…ぶつぶつ。

今か今かと待ってるうちに、とうとう「梅子黄」の最終日になってしまった次第です。

今年の梅シゴトは、始末の日々にしてしまおう!

これは、昨年梅ジュースを採った梅。

梅ジュースの梅

そういえば、冷凍保存して年を越した!
…と思いだし解凍。

ひとつ味見したら、まだ十分美味しく、今年はこれをジャム化しよう!

段取りは、新品黄梅と同様(たぶん)。
かぶるぐらいの水から弱火でコトコトと煮て…。

コトコト煮る

柔らかくなったら…。甘露飴風

とろとろ甘露飴風になった!
味見したら、もうすでにジャム風味。
これは、ペースト化するだけで砂糖は不要かもしれないっ!

さあ、あとのジャム化は一気呵成に!

1.目の粗い笊で濾して、種と皮を取り。

梅ジャムの面倒なとこはこの部分。

梅ジャム濾す

モノの本には、手で種と実を分ける…とあるのが多いけど、出来上がっての舌触りはこのやり方がベストと思う。

2.漉した「実」を鍋にもどし甘さを確認し…。

生の黄梅から作ると、密度の濃いジュース状ですが、ここですでにペースト化してます。
もう十分甘いので、砂糖もいれない。

3.とろ火で、灰汁(あく)をとりつつ煮る。

トロトロと火を入れながら、焦げ付かないようにかき回し、灰汁が出なくなるまで根気よく。
…っても、灰汁もそんなにでないみたい。

ものの5分で、ジャム化終了、火をとめ⇒冷ます。

梅ジュース経由の梅による梅ジャムですっ!

煮沸消毒した瓶に詰めて…。

梅ジャム

色は地味ですが、これは案外いけます。
やったねぇ~(^^♪。

となると、数年前に漬けてやや失敗気味の梅干し。
あれも何かに始末できる?と、やや心は踊ります。

◆今日は、2017年6月20日/旧暦5月26日/皐月戊寅の日/月齢25.3日
◆日の出4時25分 日の入19時00分/月の出1時18分 月の入14時25分