七十二候は「蒙霧升降」に。と暦が言えば、平地は夏…いや、感じたままなら梅雨?でも、夏惜しみの和菓子っ!/旧暦6/27・丁丑

七十二候は「蒙霧升降(ふかききりまとう)の時期です(8月18日~22日)。

この暦は、漢字のみだと、現代人には、ピンとこなさすぎなコトバ。

よーく見ると、「蒙」「升」の字の意味が難しいんですね。

「霧」と「降」だけにすれば、なあんだ、「霧の降る時期になりました」と暦は言っているようです。

で、「蒙」=「覆う」という意味を持ち、「蒙霧」=「ふかききり」「濃い霧」を表現。
「升降」=「昇降」と同じ意味で、この暦は「まとう」と読ませています。

ふーむ。

帰省した東北の地であろうと、東京であろうと、平地はまだまだ霧とは縁遠い気候。
っていうか、なんかいまだに梅雨みたいだしね。

でも、山沿いでこんな光景がみられるってのは、もう確かに「秋」がそこまで来ている印なんですよねぇ。

さあ、そろそろ夏を惜しむことにしよう!

基本夏は嫌いですし、海水浴とかプールも苦手。
冷たいものは年中いただかないし、夏に好きなことなんてあまりないなぁ…と思いつつ。

それでも、今年の夏もそろそろ終わりに近づくなぁ…と思えば、惜しむ気持ちがふつふつと。
そして、もひとつ浮かぶのが…これこれ。

葛桜

夏の和菓子を食べ忘れておりました。
「水まんじゅう」に「水ようかん」…といろいろ眺め、今年は「葛桜」に決めましたっ!

デパートの地下食品街には、和菓子屋多し。
またも、ぐるり一周して、夏惜しみの和菓子を物色してきた次第。

で、ひとつだけというのも寂しいもんで、ついでにこっちも。

無花果

和菓子の名前を聞いてこなかったんですが、いちじくを寒天で寄せたみたいな…美味しそうです。

どちらも、今年「水無月」を求めてた京都の老舗和菓子店「仙太郎」のモノ。

緑茶も水出しで淹れまして…。

エアコンの効いた部屋で冷たい飲み物ってのは、もう自殺行為に近い気が…。
なので、飲みものはほぼ暖かいもの。

しかし、今日のみ特別。

水出し緑茶

氷だし緑茶(作り方はこちらで)…と思ったけれど、それほど暑くもないので今日は水出し。
お湯の代わりに、茶葉に水を注いで、茶を淹れる。
実は、かなり簡単、そして美味い!

さあさ、いただきますよぉ。

葛桜とお茶

夏の暑さありがとう…と一応(^^♪。
せめて、カラっと晴れてくんないとねぇ…と、とりあえず(^^♪(^^♪。

◆今日は、2017年8月19日/旧暦6月27日/水無月丁丑の日/月齢25.7日
◆日の出5時02分 日の入18時27分/月の出1時00分 月の入15時26分