冬の気配が立ち始めるころから、密かに見つけてほくそ笑む「冬の造形」。
…なになにそれって?
いや、ただの枯れ花や、立ち枯れた実とかなんですが(* ´艸`)。
たとえば、盛夏から晩夏を飾った「芙蓉」…の実。
⇒どんな花だっけ?という方はこちらを
繊細なピンクの花も美しかったけど、枯れたこのカタチも「美」だと思う。
しかも、ひと月前には、まだ葉っぱは青々として…。
こうしてみると、ずいぶん濃い茶色だったんだなぁ。
野菊もそれぞれ、茶色く色づき…。
これは、10日ぐらい前の皇居の庭で見た「浜菊」。
一瞬、違う種が咲いたのかと思いました。
そういえば、小菊の花も散らずに、そのまま茶色くしぼんでゆくのだったなぁ…と。
あっ!これもそうだね。
「白山菊(しろやまきく)」の冬バージョン。
咲き始めのころの様子は、よろしかったらその頃の記事を。
まだまだこの時期、実り始めのモノもある?
色合い美しくなった、「独活(うど)の実」です。
うーむ、今年は実りが遅いかも。
いまごろならば、もうとっくに黒い実になってるはずです。
がしかし、独活の大木は、役に立たないもののたとえだけど、なかなかどうして。
若いうちに食べちゃったら、この美しい実もその前のレース編み模様みたいな花も見ることはできません。
ああ、冬は楽し。
基本、夏も冬も好きじゃないけど、植物と戯れる日々だけは、季節の移り変わりに感謝です。
◆今日は、2017年12月5日/旧暦10月18日/神無月丙寅の日/月齢16.6日
◆日の出6時35分 日の入16時28分/月の出18時20分 月の入7時49分