冬を色ではなくてカタチで彩る「八手の花」。ひとつ気づけば、あららっ!もう街を席巻する勢いで咲いています。/旧暦10/17・乙丑

視線を感じて、振り返ったら…ふふっ、八手の花だっ!

ちょうど、咲き始めた花が、私の目の高さにあった。

八手

八手の樹は、私より少しだけ背高なのが多く。
これは珍し、品種違いなのかな?

ともかく、じーっと見る。

雄花の蕾と花と…咲き始めに間に合ったみたい。

八手の花は、雄花と雌花に分かれているって知ってます?

このレースみたいに華やかなのが雄花。

八手雄花

まだ、つぼみの状態のもあって、こんな咲き始めをじーっと見たのは初めてかもしれない。
ラッキー!

そして奥のつるんとシンプルなのが雌花。

八手雌花

この違いを知っていると、八手の花の観察はより面白い。

…っていうか、八手の花には、雌花と雄花があるって知ってる?
と、私の知人・友人に聞いてみると、花咲くことも知らない風のヒト多数。

教えてあげると。
ああ、あれが花かぁ…と、普段、目にしてはいるんだよねぇ。

ひとつに気づけば、私の中の八手の花探知機にスイッチが入った?

…と思えるほどに、東京の街には八手の花盛りみたいです。
あちらにも、こちらにも。

あるなぁ。あるよ。

…っていうか、もうこれは、八手に支配された庭?

八手

子どものころには、この樹は、陽の当らないおトイレのそばなんかに植えられて、日陰者なイメージ。

それが、なんでしょね。

堂々と、冬花の地位を築いております。
特に、東京の下町と、庭園&公園あたり。

見つけたらぜひ近寄って、雄花と雌花をご覧ください。

◆今日は、2017年12月4日/旧暦10月17日/神無月乙丑の日/月齢15.6日
◆日の出6時34分 日の入16時28分/月の出17時20分 月の入6時40分