七十二候は「雉始鳴」に。雉なんて姿も見ない街ぐらし。でもね、見てみて、水栽培の花が咲きましたっ!/旧暦12/3・辛亥

七十二候は「雉始鳴(きじはじめてなく)」の時期です(1月15日~19日)。

ああ、またも本日が最終日!

七十二候得意の「始(はじめて)」アイテム。
しかし、都会暮らしには馴染みない「雉(きじ)」が、「鳴」「始」める頃っていくら言われましてもねぇ…。

この界隈にはおりませんし、鳴きません(:_;)。

となると、どうもあやうく飛ばすとこになるんだなぁ。

セ~ふっ!

寒の内、しかも冬土用にも入っている寒さ底の日々。

この「雉始鳴」の頃の気候はそんな感じのはずですが、今年の東京はささやかながら少し暖か。
来週からはまた寒波来襲とも聞きますが(-_-;)。

だからかどうか、ひっそり咲いて驚かせる花ひとつ。

「風信子(ふうしんこ)」ことヒヤシンスです。

風信子咲く

1月の初めに水栽培用の球根を買って、毎日楽しみにしてましたが、今年は寒かったせいか生長も遅く。
しばし、水に漂う根っこを眺めて時を過ごす。

風信子の根っこ

昨夜、つぼみも膨らんでそろそろかなぁ…と思いつつ就寝。

今朝、カーテン明けたら咲いてたっ!!

風信子咲く

という感じ。

「風信子」の名で売られてくれればいいのになぁ…。

ヒヤシンスは、幕末頃に日本に入ってきたと聞きますが、それに「風信子」と名付けたセンスの良さ。

「風信」=風の便りにでも知りたかったことは、シンプルに春の便りだったのか?
それとも、時代の動きを受けて、異国のことだったり…か?

ああ、いいよね漢字の花の名前。
この花もこっちの名で店に出てくれないかなぁ。

…なんて夢み心地に思いつつ、ああ、早くほんまもんの温かい春が来てくんないかなぁ。
とか思う。(で、春が長めだとなおよし!)

◆今日は、2018年1月19日/旧暦12月3日/師走辛亥の日/月齢2.0日
◆日の出6時49分 日の入16時55分/月の出8時02分 月の入18時52分