9月17日の今日は正岡子規の誕生日…と思う。
旧暦でなのか、新暦(=1867年10月14日)でなのか、いつも悩むんですが、後世の都合で勝手に日付を変えるのもいかがなものか?
ってことで、私はこの9月17日という日付で勝手にお祝い。
ごそごそと書棚から今日の一冊を取り出して…読む。
いや2冊。
天野祐吉が選んで、南伸坊さんが絵を付けた、『笑う子規』は、多くの正岡子規本の中でも大好きな一冊。
そして、昨年買ったまま積読状態になってた森まゆみ著『子規の音』。
とにかく、今年はこの2冊を読んで誕生祝いです。
そして…。
天気の良い秋の日を選んで、子規の庭にも行ってみる。
“鶏頭の十四五本もありぬべし”の鶏頭も、
“臥して見る秋海棠の木末かな”の秋海棠も、
“痰一斗糸瓜の水も間に合わず”…の糸瓜も。
晩年詠まれた、五・七・五ワールドの植物たちがみんないる、あの小さな庭。
子規庵の庭。
さて、いつ出かけようかな。
少なくとも明後日の、子規の命日「糸瓜忌」は避け(遠くで偲びます)、週末も避け、誰もいなさそうな一日を狙って訪ねるのを旨としてます。
◆今日は、2018年9月17日/旧暦8月8日/葉月壬子の日/月齢7.4日
◆日の出5時25分 日の入17時46分/月の出12時44分 月の入22時57分