2月17日は、梶井基次郎の誕生日。
31歳という若さで早世し、作品数も少なくて梶井基次郎といったらほぼほぼ『檸檬』一冊。
しかし、本屋に行けば、装幀違い、収録作品の違い、詳しい年表や解説があったりなかったり…と、その一冊がさまざまなバリエーションで登場している稀有な存在。
おかげで私も数冊保有者ですが、今年はこの新潮文庫『檸檬』でお誕生日を祝おうかと。
2019年の今年、丸善創業150周年を記念して、初版のカバーで復刻された『檸檬』。(←販売は、丸善限定? ネット書店のhontoでは買えるみたいなのでリンク貼っときました。ちなみに、実際のカバーはこんな風です。中身はもちろん同じ。)
そうそう、これこれ。
この抽象画っぽいデザインの一冊、私も持ってたなぁ~と懐かしさだけで買ってしまい。
こうして、またも我が書棚に『檸檬』が1冊増えた勘定に…。
今年もトリビュートな一冊『ホルモー六景』を準備して。
そうなんですよねぇ。
『檸檬』を紐解くと、必ずこっちも読みたくなる万城目学作『ホルモー六景』の「もっちゃん」の章。
「もっちゃん」は梶井基次郎をモデルに、彼の青春時代と、今は無き河原町の丸善京都店(2015年に同じ河原町内に再オープン)などをモチーフとした話。
一緒に紐解くとより誕生日祝いとなりそうな、しみじみとした読後感になるのです。
ってことで、今日も誕生日読書いってみますっ!
◆今日は、2019年2月17日/旧暦1月13日/睦月乙酉の日/月齢12.2日
◆日の出6時26分 日の入17時24分/月の出14時35分 月の入4時14分