七十二候は「蟄虫啓戸」に。「蛇」に「蛙」に…と、虫篇の小動物たちが目覚めるほどに大地は温まり、春まじかっ!となると、浅利や蛤の旬もまじかです。/3/7=旧暦1/27・庚午

七十二候は「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」の時期です。(3月5日~9日)

二十四節気に引き続き、七十二候も「虫が、冬眠から目覚める頃だよぉ」と。
そして、この「虫」は、「蛙」、「蛇」、「蜈蚣(むかで)」…など、小動物全般を指す。
地中で眠っていた彼らが目覚めるほどに、大地も温まり…春近し。

二十四節気&七十二候ダブルで、ほぼ同じ言葉で強調したいのは、「春来訪」なんでしょうか?
たしかに、「啓蟄」「蟄虫啓戸」の示す意味を知ってから、暦がこう言い出すと、ちょっとうきうきしますものねぇ~😊。

暦が言うようにたまには遭遇してみたい「虫」篇の小動物。

かつては、こんな大物に出逢ったこともあったんですが…。

蛙3

この子は、小石川植物園の沼地に生息している蛙
暦が「啓蟄」&「蟄虫啓戸」と言い出したので、我が身も出かけようかと向かった植物園にて偶然遭遇。
もちろん、感動~っ(*’▽’)。

のちに毎春、この時期は小石川植物園へ!
…勇んで出かけていたものですが、全然会えず。
いつしか、肌寒い日々に出かけることもなくなりましたが、今でもちゃんと生息してるんだろなぁ~。

小石川植物園の蛙思いつつ、なぜか、浅利を買ってくる私。

ふふふっ( *´艸`)。
なんでだろう?

浅利

いやいや、思った以上にお安かったからですけど、水場の生き物という共通点もあるかしら?

浅利砂抜き

ってことで、ただいま砂抜き中

こうして浅利が舌出し始めるのを、ぼんやり眺めるのも面白き。
そして、貝殻の柄が美しかったりするのも良き…ですねぇ~(*’▽’)。

そー言えば、寒い日々には品ぞろえも価格も「蜆(しじみ)」優勢ですが、「啓蟄」&「蟄虫啓戸」の頃を境にするように浅利(あさり)や蛤(はまぐり)などの、春の貝が少しずつお安くなってゆきます。
これも、ちゃんと記憶しとこうっ!

◆今日は、2024年3月7日/旧暦1月27日/睦月庚午の日/月齢26.2日
◆日の出6時03分 日の入17時42分/月の出4時04分 月の入13時45分