七十二候は「土脉潤起」に。暖かな空気が雪を雨に、積雪を春泥に変える頃、乾いた東京で「雪割草」に遭遇⚘⚘/旧暦1/16・戊子

七十二候は「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」の時期です。(2月19日~23日)

二十四節気も「雨水」の時期を迎え、空から降ってくるのは雪から雨へ。
空気も暖かくなれば、積雪も融けて、道はぬかるみ始め…と暦はそんな光景を言っているんでしょうね。

そうそう、こんな風。

ぬかるみ

これは昨年の今頃の写真。
東京にも大雪降って、しばし積もり⇒やがてぬかるみ。
…と言ってもアスファルトの道なんですが。

今年はそんな光景も皆無のまま春を迎えることになりそうです。

春の日差しで温められて顔出したこの花は?

積雪⇒雪解け⇒ぬかるみと暦通りの光景は皆無だけれど、暦が「土脉潤起」と言い出した頃の大地の変化は面白く、我が視線は自然と下向き。
主に眺めるのは雑草の芽吹きなんですが…。

あらっ、これは?

雪割草

早咲きすぎる「すみれ」でしょうか?

いや、開花したのを見ればかなり違う。

雪割草

降り注いだ落ち葉が枯れて、土に積もったその奥から、あたりを割って顔出したように咲く。

雪割草

ピンク色などもあって、この花は誰?

ああ、ああ、そうか「雪割草」だ。

雪割草

場所は、上野公園内の、お顔だけの大仏様のいらっしゃる丘のあたり。
知らなかったなぁ。

いつのまにここに咲いてる?
看板はそう新しくはないみたいだし…。

七十二候「土脉潤起」の頃は「雪割草」と覚えておこうっ😊。

◆今日は、2019年2月20日/旧暦1月16日/睦月戊子の日/月齢15.2日
◆日の出6時23分 日の入17時27分/月の出18時11分 月の入6時48分