七十二候は「乃東枯」に。暦がこう言いだしたら、この界隈はやっと夏野菜の花咲く頃です(*’▽’)/旧暦5/21・辛卯

七十二候は「乃東枯(なつかれくさかるる)」の時期です。(6月22日~26日)

暦は、「乃東」=「なつかれくさ」が枯れる時期と言っていますが、実際は「夏枯草=靭草が咲くころ」の意味。

「咲く」「枯」の字をあてて、「かるる」と読ませますが、この花が満開のころは、花が黒ずんで見え、まさに枯れたようなんだそう。

ふーむ。
しかしこの暦の言葉に出会ってから5~6年ですが、実はいまだにその「夏枯草=靭草」に遭遇したことはありません。
ってことで今年も画像検索の結果を眺め、なるほどなぁと思う次第です。

…ふーむなるほどね。

暦が「乃東枯」という頃は、夏野菜の花咲くころ。

スーパーや八百屋さんでは、もう旬の安さにもなってる気がする「夏野菜」。

しかし、ご近所の路地にはみ出しプランターで育てている家庭菜園もどきでも。
母の庭というか畑もどきでも。

今頃は、やっと夏野菜の花咲く頃だったりします。
で、私の記憶の中でも、暦の言う「乃東枯」=夏野菜の花のころとリンクする。

さて今年はどうかな?
と東北帰省中につき、東北のほうを観察。

うーむ。
茄子はまだ苗がやっと育ったところで、花は…。

なすの苗

まだか?

いや一輪発見!

茄子の花

きゅうりも、棚を伝って伸び始めたばかりですね。

きゅうり棚

花もちらほら咲いてる。

きゅうりの花
…けど、まだ1輪、2輪。
花の咲き始めから、もうきゅうりがどう育つかわかっちゃう面白さ(*’▽’)。

トマトも苗に申し訳程度の花かぁ。

トマトの花

カボチャはやっと育ちはじめ。

かぼちゃ

ふーむ。
ぜんぶ春夏秋冬、スーパーの棚ではおなじみの野菜たちですが、旬の時期はこれからなんだなぁ。…というか、今年は、季節の巡りが、梅雨に入ってもゆっくりで、そのまま夏野菜たちもゆっくり育つ。

七十二候が「乃東枯」と言ったら、夏野菜の花咲くころと覚えて、今年はやや遅れ気味ながらもそんな風。
もりもりいただくのはもう少し後。

しばし、野菜の花をめでて観察して過ごすころなんだなぁとココロに留めます。

◆今日は、2019年6月23日/旧暦5月21日/皐月辛卯の日/月齢19.7日
◆日の出4時17分 日の入19時04分/月の出23時09分 月の入9時25分