七十二候は「欸冬華」に。暦は寒さの底でも顔出す「蕗の薹」に目を向けて春への期待や希望を繋いでるんじゃないかなぁ(*’▽’)。/旧暦12/9・己巳

七十二候は「欸冬華(ふきのはなさく)」の時期です。(1月20日~24日)

暦は「蕗が花咲く頃だ」と言いだしました。

この寒さの底の日々に?

しかし、暦は、「小寒」の日々の七十二候には「芹」を、「大寒」には「欸冬」=「蕗」を持ってきて、寒い中にも春の希望を孕ませてるんじゃないだろか?

花ではないけど、蕗の薹が雪から顔出せば…。

雪から顔出す蕗の薹

確かに、( ゚д゚)ハッ!と驚くほど鮮やかな緑。
ここに「華」の字を持ってきた意図を感じます。

ちなみに蕗の薹の花はこんな風。

これが咲き出すと、ああっ!こんなとこにも蕗の薹が出てたかぁ。
見過ごしたぁ…とガッカリ。

蕗の薹の花

春の苦みを楽しみそびれたなぁとも思うけど、花も花で美しい。
どちらにしても、我がご近所なら、皇居東御苑や向島百花園あたりまで出かけないと出会えないけどね。

福島の母の庭なら(*’▽’)。

もう少したてば、蕗の薹があちこちに顔出してくるはず。

ずいぶん前に根っこごといただいて、贅沢に飾った日々を思い出す。

蕗の薹

いや、こうしておいてすぐに調理しようとしていて忘れたんだっけ(*’▽’)。

しかし、この蕗の薹は、部屋の暖かさに勘違いして、あっという間に花咲かせました。

蕗の花

これはこれで、確かに「欸冬華」的な光景かも…といっても、2月下旬から3月ぐらいで、暦とはちょっと時期がずれてるけどねぇ。

◆今日は、2021年1月21日/旧暦12月9日/師走己巳の日/月齢7.9日
◆日の出6時48分 日の入16時57分/月の出11時24分 月の入–:–