七十二候は「菖蒲華」に。東京では文目はもちろん花菖蒲も花の頃を終え、暦通りなのは東北の母の庭。/旧暦5/26・丙申

七十二候は「菖蒲華(あやめはなさく)」の時期です(6月27日~6月1日)

暦は「菖蒲(あやめ)」の花咲く頃と言っています。

毎年、「菖蒲=花菖蒲」なのか?「あやめ=文目の花」なのか?
…と迷うところですが、どちらにしても、東京地方では、花の頃は終了。

文目は5月上旬にとっくに終わり。
つい一週間前ぐらいが花菖蒲の最後の見ごろだったんですがそれもいよいよ終わったみたいです。

福島の街では、七十二候「菖蒲華」の真っただ中です。

いつもは、古い暦からほぼ半月遅れ。
だけど七十二候「菖蒲華」が花菖蒲のことならば、暦とおりの母の庭です。

花菖蒲

今がいちばんの見ごろ、咲くに「華」の字を当てるのがふさわしいさきっぷりです。

つぼみもたくさん。
思わず、咲き方観察してしまいました(*’▽’)。

そうそう、これは身近に咲いてないと観察できない楽しみです。

まずは、つぼみ。

花菖蒲のつぼみ

シュッとして、凛としたたたずまいのつぼみも…。

なにかおしぼりがひらくように膨らんで…。

花菖蒲のつぼみ

ねじれを戻すように開くんだねぇ~(*’▽’)。

花菖蒲の花開き方

さあ、ひらくぞ!

花菖蒲の花開き方

と思ったら、内側の花びらも独特なカタチで花開く。

花菖蒲の花開き方

どっこいしょっ…と。

花菖蒲の花開き方

さあさ花開きました。

ふーっ、これは初めて知った、花菖蒲の花開きの様子。

最初のつぼみも、花開いたあとも、シュッとしたイメージですが、その途中は、ねじれたりひねったり。
けっこうあれこれ苦労もある花なんだねぇ~君は。

なんか、もっとずっと好きな花になりました、うふふ(´∀`*)。

◆今日は、2019年6月28日/旧暦5月26日/皐月丙申の日/月齢24.7日
◆日の出4時27分 日の入19時01分/月の出1時04分 月の入14時13分