雨の日だからの風情満点。
「浅沙（あさざ）」が可愛く見頃です。
今年の梅雨は、梅雨らしすぎてといったらいいのか…。
天気予報眺めても傘マークばかりだし、テレビをつければ、いたましい豪雨のニュース。
毎年勝手に探してる「夏の七草」。
今年は、水辺の草を探す日々ですが、そうだっ！あの明るい色がいいよねっ！と眺めに行って来ました。
皇居東御苑、二の丸庭園の池に浮く「浅沙(あさざ)」の黄色。
ああ、咲いてる咲いてる。
かえって雨降る日のほうが風情ある感じですね。
この草の芽生えの頃は、「睡蓮」に似ていて…。
芽が伸びて葉っぱが出てくる様子は、「蓮」とも似ている。
だけど、蓮の葉は切込みがないし、もっと水面からどんどん伸びて育つし、この、ややおとなしげなのは睡蓮だよね。
…と、実は、数年前の一時期、マジでここに睡蓮が咲くのを楽しみにしていた。
そしたら…。
睡蓮や蓮とはかなり趣が違う、素朴な花が咲いてて…。
ちょっと驚く。
驚きつつも、かなり惹かれる。
この花の黄色は、明るさが足りない梅雨の時期に、パッと目立っていい感じだもんね。
そして、実は花の頃は結構長く、こんな感じで秋口まで何度も遭遇可能なのも好き。
…ってことで「夏の水辺の七草」4つ目は、「浅沙」に(勝手に)認定！
◆今日は、2019年7月4日／旧暦6月2日／水無月壬寅の日／月齢1.3日
◆日の出4時30分 日の入19時01分／月の出5時43分 月の入20時23分