山上憶良の「秋の七草」探しは、あと2つ残して小休止。
去年は、もう咲きごろだった「萩」はまだ。
皇居東御苑でしか咲いてるところを知らない「藤袴」は、もっと先。
なのであと2つ残して山上憶良「秋の七草」探しはしばし休み。
その間に、こちらの「秋の七草」も復習しとこうかなと思う。
<ねりの花 ごじ ゆうがお おしろい花 たまずきは ひおうぎ 書くりんどうの花>
こちらは、向島百花園の創始者である佐原鞠塢が選んだ「秋の七草」
これが、山上憶良バージョンと違って、全部見つけるのは超難しい。
しかし、向島百花園好きとしては、こちらもちゃんと愛でたく思い、探し始めて今年で3年。
ワンシーズンで7つコンプリートは、いまだ未達の体たらくなんだよねぇ…。
向島百花園には、こんな風に、コーナーまであるっていうのに…とほほほほ😓。
2019年に愛でられた鞠塢の「秋の七草」は、4つ。
・ねりの花⇒「黄蜀葵(とろろあおい)」はばっちり鑑賞。
アオイ科なんで、綿やオクラの花にそっくりです。
ところで、こんな状態も眺めたのですが…。
ふんわり素敵なスカートみたい。
これは、咲き始めなのか、咲き終わりなのか?
・「ごじ」⇒「 午時花(ごじか)」
これも間に合いました。
正午(午の刻?)に開花するするからこの名前だってのは、昨年知ったミニ知識。
・「白粉花(おしろいばな)」。
これは、7月下旬からあちこちで咲いているので愛でるのは簡単。
もちろん、向島百花園のこのコーナーにもありますが、不思議とあまり元気はない。
なので、写真は、我がご近所にて。
・「檜扇(ひおうぎ)」
これも、「ねりの花」や「ごじ」と同様、私は、百花園でしか見たことない花。
今年は、咲き出したクシュツとした状態も。
パッと開いた花も。
ちゃんと眺められてちょっとトクした気分です。
「夕顔」と「たまずきは」また見過ごし、「竜胆(りんどう)の花」はまだまだ先。
・「たまずきは」は「烏瓜(からすうり)」のこと。
こちらは、東北の母の庭で鑑賞したからまあいいとして…。(しかし、「黄烏瓜」の可能性もあるのでまだ不明)
・「夕顔」は…。
7月中旬の向島百花園内で、夕顔棚を眺めたものの…。
まだ花咲かず⇒そして油断する。
8月下旬の「虫ききの会」で訪ねたときは、もう巨大な実りとなってました。
ああああああああ!
今年もコンプリートならず。
あとは、初冬に咲く(だろう)「竜胆(りんどう)の花」。
これはことしこそ向島百花園にて眺めたくっ!
◆今日は、2019年9月6日/旧暦8月8日/葉月丙午の日/月齢6.7日/上弦の月
◆日の出5時16分 日の入18時02分/月の出12時32分 月の入22時48分