七十二候は「鶏始乳」に。季節の暦はこれで一巡。あと数日で「節分」⇒「立春」。「福豆」を、授与いただき、新しい春を待ちます。/旧暦12/29・甲申

七十二候は「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」の時期です。(1月31日~2月3日)

季節の暦・七十二候も一巡、最後を飾るのは「鶏(にわとり)」の営み。

暦は「にわとりが、鳥小屋に入って卵を産み、温め始める頃」と言っています。
ちなみに、昼間の時間が長くなるのをきっかけに、にわとりの産卵期が始まるのだそうです。

この暦のコトバを眺め、そうか「卵の旬」は春なんだなぁとも思う。
普段いただいている「鶏卵」は無精卵で、年中入手可能なもんだから、忘れがち。
毎年、古い暦に、ハッとさせられます。

そして、卵が温められて、新しい命が生み出されるように、暦も新しい季節を迎えます
その一巡の最後に、このコトバをもってきた古人のセンスにも、同じく毎年、いいなぁ…と感心。

とにかく暦がこう言い出したら、もう春まであと一歩です。

春迎えの行事「節分」までも、あと少し。

先日の節分和菓子に続き、「福豆」も準備いたしました。

今年は、根津神社から授与いただいたもの。

根津神社の福豆

根津神社の福豆はひさしぶり。
そーいえばと、数年前いただいたのを調べたら、お守りに竹の軸がついて飾りやすくなったりと、ずいぶん意匠が変わってました。

さあて、節分まであと3日。
このまま、我が家の神棚もどきにお供えし、その日を待ちます。

といっても…。

コロナ禍続く日々。
今年も根津神社の節分祭は神事のみで、鬼さんもいらっしゃらないし、豆まきも中止。

根津神社の節分祭は中止

ああぁ~、いつまで続くんだろなぁこんな日々。

◆今日は、2022年1月31日/旧暦12月29日/師走甲申の日/月齢28.4日
◆日の出6時42分 日の入17時07分/月の出6時02分 月の入15時44分