七十二候は「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」の時期です。(10月19日~23日)
晩夏に「虫聴き」で、楽しませてもらった虫の声。
もう草むらでは聞こえません。
暦は「虫たちは、寒さをしのぐため、少し暖かな民家の戸口のあたりにやってくる」と言っているけど…。
もう外気が冬めいて、秋虫たちの姿も声もありません。
ああ、今年も夏⇒台風⇒いきなり冬…みたいな過激な季節のめぐりだったねぇ…。
冬めいてくれば、林檎のシーズン。
柿もまだまだ売られてますが、食指はそろそろ林檎へと。
…とその前に、花の代わりに飾ってみました。(←最初の梨からまだ続いてます😊)
今年の林檎は「秋映」にてスタート。
黒がちょっと混じったような深い赤が印象的で、フルーツの棚の中でも異彩を放っておりました。
しばし飾って、我慢しきれずナイフを入れる。
断面を見たい…のではなくて、剥いて食べます。(見たいのもある。)
林檎の走りはサン津軽とか黄王なんてのもあったはず。
と、一つになった「秋映」を眺めて、また林檎を買いに。
ありました「サン津軽」に「黄王」。
またも飾ってからいただくつもり。
そうして、故郷東北の林檎フジの旬がくるまでに、せっせといろんな林檎をいただく。
時々、まだまだ柿もね。
七十二候は「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」の、秋虫が暖をとりたい寒さの日々は、果物が充実している日々でもあります。
◆今日は、2019年10月19日/旧暦9月21日/長月己丑の日/月齢20.4日
◆日の出5時50分 日の入17時02分/月の出20時46分 月の入10時36分