七十二候は「霜始降(しもはじめてふる)」の時期です(10月24日~28日)。
二十四節気も七十二候もダブルで「霜が降り始める頃」と言っています。
東京地方あたりでは、まだ霜は降らないだろうが、確かにかなり寒くなった。
…曇りや雨の日が多いというのもあるかとは思うんだけどね。
しかし、つい半月前は、まだ残暑厳しくなかった?
と思う。
ああ、今年も長い夏、瞬間風速な秋…いや秋らしい日あったかしら?
そして冬…たぶんまた長いかも?
みたいな季節になったみたいです。
霜は降らないけれど、枯れて冬めいてるのは不忍池…の蓮。
暦が「霜降」だの「霜始降」だの言いだしたし、
そういや、蓮の葉も観察しとかなきゃな…と、実は久々に不忍池へ。
ああ、やっぱ、いい感じに枯れ始めてますねぇ。
というか、わさわさと青く揺れてた蓮池から、一挙に枯れ池になった気が…。
台風だの雨だのどんより曇りだので、遠出してくる気分にはならなかったんで、もしかして不忍池に来たのはひと月ぶり?
その、台風のせいか、いい感じに枯れた蓮の実が見当たらない。
やっと見つけてもこんな感じ。
秋の蓮池って、枯れ枯れの蓮の実が首垂れた様子があって、枯れても和みの光景だったんですが…うーむ寂しい。
帰路、買い物袋にはいつものあれが…。
で、そのまま青果店によって、( ゚д゚)ハッ!と気づけば探してるコレ。
蓮の根っこ「蓮根」です。
私の中では、不忍池の蓮が枯れ枯れになったら、蓮根の旬。
実は、蓮池の枯れた光景見ると、美味しそうなのが育ってそうに思えてしまう私です。
実際、この日もお安かった(*’▽’)。
ただし、例年よりちょっと小さい気もするけどね。
さてさてさて、どうやって食べようかな?
とりあえず、断面を眺める。
この、野菜や果物の断面を見るのが好きなんですが、蓮根のそれは、私の中では一位二位を争うほど素敵と思う。
◆今日は、2019年10月25日/旧暦9月27日/長月乙未の日/月齢26.4日
◆日の出5時56分 日の入16時54分/月の出2時05分 月の入15時24分