江戸東京の「松の内」は過ぎ去りて、本日は左義長/どんと祭なども。私は、年末年始に眺めた正月飾り思い出し名残惜しむ。/旧暦12/14・庚戌

江戸東京の「松の内」は、6日~7日まで。

うーん早いなぁ。
今年も長々と帰省しちゃったんで、年明けは、正月飾りを眺める暇なし。
帰京した日にぐるり眺めましたが、主だったものはもうすっきり「松納め」されてました。

今日あたりから、左義長あるいはどんど祭などの名で、依り代の正月飾りを焚き上げ、年神さまを送る行事も始まりますしねぇ…。

恒例!いいねっ!と思った正月飾り(*’▽’)。

ってことで、年末に眺めて素敵っ!!と思った正月飾りをここに並べておこうと思う次第。
…といっても、今年(昨年末だけど)、あまり、すっきり素敵な正月飾りに出会わなかった気もするなぁ。

で、いちばん素敵と思ったのは、ご近所ではなくて、友人とランチにちょっと遠出した場所で見つけたコレかなぁ。

正月飾り

伊勢地方に伝わる「蘇民将来子孫家門」という正月飾り。
貧しくても精いっぱい手厚くもてなした蘇民将来に感激した須佐之男命が「蘇民家の子孫は疫病など災いを免れるであろう」と語り、子孫の目印として腰に茅の輪をつけるようにした。
…との由来を持つ正月飾り。

その由来も興味深いものがありますが、自然物の藁と板メインですっきりしたてた意匠が素敵と思う。

同じ理由で、ベストオブ門松はこれかなぁ。

門松

実はこれもご近所のものではなく。
うーん、どうしたご近所の正月飾りっ!
実は、ほとんど装飾過剰な感じで好みじゃなかったんですよねぇ。
なんか、プラスチック使ってるような気もしたし…うーん。

さてさて、トーハクの正月飾りはどうかしら?
と昨年のを眺めて想像したり。

ホントならば、ここには昨年と今年を並べてみたい気満々だったんですが、帰京したとたん冷たい雨の東京。
やっぱ晴れた日に眺めたいよなぁ。
ってことで、これも昨年…の正月のモノを。

トーハクの正月飾り

昨年は、松と竹でスキっとした意匠のモノだったので、今年は、赤い実や花を使って華やかな正月飾りと推定。

ここ数日中に晴れの日の予報も出ているので、晴れたらゆっくり眺めに行こうかと思います。

◆今日は、2020年1月8日/旧暦12月14日/師走庚戌の日/月齢12.9日
◆日の出6時51分 日の入16時44分/月の出14時27分 月の入4時01分