七十二候は「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」の時期です。(1月11日~15日)
季節は、まだ「寒の内」に入ったばかりですが、凍っていた水が融けて流れて…「動く」頃。
…と暦は言いだしました。
こんな感じですかしら?
今年の東京はいつまでも暖かな冬。
水の冷たさがつらく感じることも稀なんですが、暦が「動」の文字に「あたたかをふくむ」とあてたところがすごく好き。
暖かな春が近づくということは、辺りが動き始めるってことかと、わくわくさせられるコトバです。
東京都心の「水泉動」に近い光景は、手水舎…とか?
ことさらにお参りに出向くことが多くなるので、水が動くとこは?⇒神社や寺の手水舎。
と、思い描く先が「水泉=湧きいでる泉」とはちょっとずれる。
それでも、冬晴れた日の手水舎の水面。
ヒカリを浴びて、動いてますよね。
その様がキレイです。
ほらこっちも。
しかも、動かしてるのが龍だったりして…。
よくよく考えると豪奢だわぁ…ふふふっ。
こうして、寒い中にも、もうすでに春の気配が…と暦はひとびとに告げています。
…ってか今年は暖冬ですけどね。
◆今日は、2020年1月13日/旧暦12月19日/師走乙卯の日/月齢17.9日
◆日の出6時51分 日の入16時48分/月の出19時32分 月の入8時44分