七十二候は「雪下出麦」に。積雪下で麦芽生えと暦。帰省できなかった福島ではしっかり雪降り積んだそうですが芽生えはまだ先。/旧暦11/21・壬子

七十二候は「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」の時期です。(12月31日~1月4日)

暦は「降り積もる雪の下で、麦が芽吹き始める頃」と言っています。

年始の東京の空は快晴。

冬晴れ

寒波来襲で寒い年末年始でしたが、雪が降る気配もありません。

もし、例年通りに福島帰省していたとしたら、そちらは降り積もる一面の雪だったみたい。

福島の雪景色

帰省する先は、福島の中通り。
山が遮る盆地ですが、太平洋側なので雪降ってもまあほどほどで、年末年始に雪がこない年もある。
しかし、今年は、寒波のおかげで、こんな光景が繰り広がってるんだろなぁ(*’▽’)。

福島の雪景色の下は、芽生えるものはまだ少し先。

母の家あるあたりは、地面からの芽生えより、樹々の芽が膨らむころ。

梅のつぼみ

は、木の芽どころか、もう蕾が膨らんでる頃でしょうか。

雪で覆われた大地のほうでは…。

取り残された野菜

収穫しないままの冬野菜がちらり顔出してたりして、この白菜とか食べられるんだろか?

あるいは、立ち枯れた草。

風船葛

ああ、風船葛!
この枯れた草々が、雪の中で、ぼんやり佇んでる風な光景が、個人的にかなり好きです。

枯れ草が大地を覆っているのみなら、なんとなく寂しい感じがするものですが、清浄な雪の白と熟して枯れた焦げ茶色のコントラストが美しく見えたりするんですよねぇ。

ああ、雪あるうちに帰りたいなぁ。
まだまだしばし帰れない日々なんですけどねぇ。

◆今日は、2021年1月4日/旧暦11月21日/霜月壬子の日/月齢20.5日
◆日の出6時51分 日の入16時41分/月の出21時53分 月の入10時24分