七十二候は「水泉動」に。今年は寒さ厳しく「動」というより「固」が似合う中、やっと「金盞香」=水仙咲きました(*’▽’)/旧暦11/29・庚申

七十二候は、「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」の時期です。(10日~14日)

暦は、凍っていた水が融けて流れ始めた様子を「動く」と表現。
「雪解け、氷解けの季節がやってきた」と言っています。

が、まだこんなささやかな感じなんだろうなぁ。

つらら

母の家の屋根に積もった雪から垂れ下がったつらら。
それが、太陽に照らされ、少しずつ溶けて、よーく見ると、つららの先端に水滴が溜まってます。

と言ってもこれは、帰省できた一昨年の正月のこと。
今年は、まだまだ寒さ厳しく「動」より「固」の字が似合いそう。

この東京だって、不忍池はしっかり凍っているんじゃないだろうか?
今年は、七福神詣で辯才天さんに行ったっきりで不忍池を眺めそびれてるけどね。(←この日は、池観察もせずにさっさと帰宅してしまいました。)

代わりに今頃やっと「金盞香(きんせんかさく)」=水仙が咲く

七十二候「金盞香」=「水仙の花が咲く頃」から遅れること、約2か月。
実際に咲き始めるのは、12月下旬頃なんですが、それからも年を越し。

あっ!もしやあれは?と近づけば…。

水仙

「水仙」が、やーっと咲いたという風情で迎えてくれた。

水仙咲く

ふふふっ、久しぶりだね。

一度見つけたら、我が目も「水仙」慣れしたみたい?
けっこう目につくようになった。

水仙

と言っても、まだ群生して咲く感じにはなってないけどねぇ。
いつも眺めに行く、あそこやあそこの庭は、どんな風かなぁ~?

世間は、また緊急事態宣言発令。
気軽に出かける気にも、益々ならなくなりました。
…まあ、こんだけ寒いと何もなくても家に籠りがちだとは思うんだけど。

それでも、買い物ついでに水仙の一束も買ってきたいなぁとふと思う。

◆今日は、2021年1月12日/旧暦11月29日/霜月庚申の日/月齢28.5日
◆日の出6時51分 日の入16時48分/月の出5時53分 月の入15時38分