銀杏の芽生えは、少しずつ時期が早まってる? 今年は、もはや、若芽、若葉の頃を過ぎ、立派に木陰つくりそうな茂りようです。あっ!銀杏の花発見っ!/旧暦3/11・庚子

東京都の樹だから、仰ぎ見れば、いつも目につく銀杏の樹木。

それでも、いまだ続く外出自粛のために、今年は眺めるのは、ちょっと稀。

いちばん最初は、こんな若葉の萌え始めの頃だったかな。

銀杏の若葉

まばらな若葉がレースのカーテンみたいで、そこを通して、空を眺めるのが楽しく。

銀杏の若葉

我も我もと根元から出てきた銀杏の若芽を観察するのも興味深い。

根元から育った銀杏の若葉

しかし、ほんの2~3年前なら、これらは、もう少しあとの光景。
私の中では、七十二候が「霜止出苗」と言い出す4月下旬ころの銀杏の様子なんですよねぇ。

今年は、染井吉野の開花もばかに早かったけど、他の植物たちもやけに急いで季節を追っているみたいです。

しかもっ!

その七十二候が「霜止出苗」にもならぬというのに、銀杏はもういっちょ前に茂ってます。

銀杏の茂り

ひゃあ、葉を茂らすのが、また一段と速まったねぇ(◎_◎;)。
それでもまだ透明感ある黄緑色の茂りが、ぎりぎり春らしいかな。

このまま初夏、真夏に向かって、緑色はより深く濃く、やがて、強い日差しをよける頼もしい茂りなるはずです。
ってことは、もう夏はすぐそこに来てる?

…などなど思いつつ、いちいち銀杏を仰ぎ見て眺めていたら、発見っ!

銀杏の雄花

銀杏の雄花ですっ!

街路樹は、銀杏の実がならない雄株の樹が多く。
ならばと、若葉の頃になれば、必ず見上げて雄花探しをし続けてますが、発見したのはこれが初めて(*’▽’)。

ふーむ、それなら雌花咲く雌株の樹はどこにあるんだろ??
もちろん、地味な雌花は、見たことはありません。
こうなりゃ見たい(*’▽’)。

◆今日は、2021年4月22日/旧暦3月11日/弥生庚子の日/月齢10.0日
◆日の出5時00分 日の入18時20分/月の出12時42分 月の入2時10分