身近な場所をぐるり巡って植物観察。小さな実りがたくさんあって、ああぁ~植物園とか庭園とか行ったら、もっと楽しかろうになぁ~😢/旧暦4/20・己卯

東北の母の庭では、柿の花が満開だそうです。

えーっそりゃあ見上げて眺めてみたいよ。
ってことで、さっそく写真を送ってもらう。

母の庭の柿の花

ああ、ちょっとピンボケ。
しかし、柿の花はなかなかに面白い造形
そしてここから実りの日まで、日々、観察するに値するほどの面白い変化があります。

ああ、ホンモノを眺めたいなぁ。

もしや我がご近所にも柿の花が咲いてないかと我慢できずに、ぐるり巡る。
しかし、唯一、庭に大きな柿の樹があった民家が解体されてるのに遭遇し…ああ、がっかり。

かわりに見つけたのは、「楓」の熟した実り

楓の実

楓の実

どちらもイロハモミジだと思ってたけど、実りの様子は違うねぇ。
調べてみなくちゃ。

春にあたりを彩った「花桃」にも、ささやかな青実が。

花桃の実

これは、その後熟して食べられるようになったるするの?
毎年、その後を確認しなきゃと思ってはいるんですが、昨年も外出自粛で眺めそびれました。

ちなみに、この青実が実っているってことは、福島の桃畑でも食用の桃が青く実りはじめているかもしれないなぁ。

そして、沙羅双樹こと「白雲木 (はくうんぼく)」の実り。

白雲木(はくうんぼく)

お釈迦様の入滅の時に花咲いたとされる沙羅双樹は、熱帯植物なので、東京で生えてるとしても温室のある植物園のみ。(←新宿御苑にあったと思う)
なので、仏教寺院などでは、「白雲木」や「夏椿」を沙羅双樹に見立て、境内に植樹しているところもあるみたい。

その白雲木も花の頃はとっくに過ぎて、小さな青実をたくさん実らせていました。

柿の花には遭遇しなかったけど、ご近所を30分も回れば、思いもかけずに植物の変化が興味深い。
ならば、皇居東御苑や庭園・公園、植物園では、もっといろんな変化が巻き起こってるんだろなぁ。

しかし、このコロナ禍のせいで、ほぼ全休園。
わたしの出かけたい場所は、全滅してる…とも言えます。

まあ、しかたないけど。

◆今日は、2021年5月31日/旧暦4月20日/卯月己卯の日/月齢19.3日
◆日の出4時27分 日の入18時51分/月の出23時40分 月の入8時59分