今日は、雑節の「秋・社日(しゃにち)」です。
耳慣れない「社日」という言葉ですが、何の日なの?
今日は、「土の神」を祀る日だそう。
転じて、産土神(産まれた土地の神様)に感謝する一日。
ふーむ、ややピンとこない(-_-;)。
加えて、秋分の日に一番近い「戌の日」が「秋・社日」という日付の探し方もちょっと複雑。
そんなところも、馴染みない印象である理由でしょうか。
ちなみに、「社日」の一日は、土いじりを忌み、秋は、土地のカミサマに収穫物を供えて感謝とともに過ごすのだそうです。
ということで…。
今日は、秋の収穫物を飾って、土の神様、産神様へ。
今年は、梨と出回り始めの国産柑橘、酢橘にかぼす。
そして、稲穂を供えてみました。
カミサマ、カミサマ!
こんな感じでいかがでしょうか?
春の社日のために、タネを保存。
ちなみに、社日は、春と秋の年2回。
春・社日には、「土の神」のほうを意識して、タネを供え、翌日あたり(←社日は土いじりは禁忌)に、それを蒔いてみることにしています。
なので、秋から冬の果実をいただいたら、丁寧にタネをとって、洗って、乾かし…。
春まで、大切にとっておくことに。
写真は、梨とかぼすの種。
この先、柿や林檎も絶対いただくだろうし、秋から冬の柑橘もまだまだあるし、このタネをためこむ作業も実は案外楽しい(*’▽’)。
◆今日は、2021年9月27日/旧暦8月21日/葉月戊寅の日/月齢20.1日
◆日の出5時32分 日の入17時31分/月の出21時07分 月の入11時10分