やや遅ればせながら菊まつりへ。
湯島天神は、フルサイズで開催中です。
東京の11月は、菊まつりのシーズン。
例年なら、開催される場所をひとつひとつ訪ねて楽しむはずですが、今年は忘れるとこだった!
所用があって湯島界隈。
せっかくだからお参りへと湯島天神境内に入ると、やってました「文京菊まつり」(*’▽’)。
しかも、昨年は規模縮小しての開催だったのが、今年は、フルサイズ。
いゃあ、お参りに来て、よかったぁ~(*’▽’)。
メインのNHK大河を題材にした菊人形ももちろんあったぁ!
っても「青天を衝け」っぽくないなぁ。
手前が徳川慶喜、奥が渋沢栄一、千代夫妻。
いずれの登場人物も、ドラマのイメージカラーと違うからだろか?
物語の衣装は、慶喜ならば白系、栄一は藍色、千代は臙脂色で、さりげなく色が統一されている気がする。
まあ、それを菊の花で表現するのは難しいけどね。
大好きな「盆庭」も、今年は豪華です。
菊の花だけで大きな絵を描くように作る盆庭の、なかでも好きな意匠の扇子。
こっちも、好みの孔雀の意匠。
昨年は、コロナ禍の中、準備不足だったのかやや消化不良な出来栄えだったけど(個人的意見です)、今年は好きな絵柄がふたつもあって超満足です。
古典菊も生き生きと咲く。
湯島天神の菊まつりは、主だった菊細工が、程よいスペースにほぼそろっているのがバリュー。もちろん、今年も一番上の写真の「懸崖つくり」や、一本の苗から仕立てる豪華な「千輪咲き」が揃い。
加えて、古典菊の展示も充実。
たとえば、繊細な「管咲き」。
ひゅんひゅんと、花びらが飛び跳ねるような「江戸菊」。
花びらの内側が真紅、外側が黄金色の「巴錦」もちゃんとある。
この菊は、葛飾北斎が描いた菊としても有名です。
そうだっ!と手水舎も眺めなきゃ!。
本来ならば、お参りの前にここで手を清めますが、コロナ禍の中は使用禁止。
ここは、花咲く場所になってます。
ああ、今年も美しく飾られていました。
ふーむ。
もしかして、神社仏閣にて菊まつり開催中なら、他にもこんな美しい手水舎見られたりする?
と俄かに思う。
眺めついでにお参りにも行きたいけれど…やっぱなぁ。
コロナ感染は落ち着いてますが、やはりハードルが高いです。
◆今日は、2021年11月10日/旧暦10月6日/神無月壬戌の日/月齢5.2日
◆日の出6時11分 日の入16時38分/月の出11時54分 月の入21時44分