浅草の冬風物詩「羽子板市」へ。浅草寺縁日の門前に立った正月道具市がその由来。なので正式名称「歳の市」と申します。/旧暦11/14・己亥

12月17・18・19日は、浅草寺の「歳の市」。

コロナの感染が落ち着いているとはいえ、ちょっとびくびくしながら浅草寺へ。

浅草寺のご縁日18日を挟んだ3日間は「歳の市」

歳の市

かつては、その門前に正月道具がずらりと並ぶ、道具市。
今は、羽子板のみになってしまってますが、そもそもの成り立ちはそんな風。

観音様にお参りしたら、その道具市の唯一の名残り羽子板の露店を今年もゆっくり眺め。

…と思うが、なあんか、それが寂しい佇まいに見える。

羽子板の露店

やはり露店前の人の少なさのせいだろなぁ。

コロナ禍前なら、露店の前には大勢の人・人・人。
しかし、昨年今年と、露店前は閑散と…。

羽子板露店

そもそも、参拝客もまばらですので、そりゃそうかぁ。

個人的には、混雑してないので、ちょっとホッとしつつも、羽子板を眺めていると、露店の主から声をかけられ四苦八苦。
実は、豪華な羽子板は眺めるのみ。
いつもは、混雑のどさくさに紛れてじっくり眺めることができたものなんだがなぁ。

「歳の市」で手に入れたいのは、この「有卦干支羽子板」。

この羽子板は、ここ数年かかさず授与いただいている羽子板市の縁起物
2021年の「辛丑」には、1年お世話になりました。

有卦干支羽子板 辛丑

来年は「壬寅(みずのえとら)」
その羽子板も無事いただき、あとは、やはりコロナ感染が怖いので、そそくさとどこにもよらずに帰宅したのでありました。

新しい有卦干支羽子板のことはまた後日(*’▽’)。

◆今日は、2021年12月17日/旧暦11月14日/霜月己亥の日/月齢12.8日
◆日の出6時44分 日の入16時30分/月の出15時04分 月の入4時46分