七十二候は「魚上氷」に。氷の上で跳ねる魚を思い描きつつ、買ってくるのは旬の「しらす」。ああもう春はそこまで!/旧暦1/16・庚子

「魚上氷(うおこおりをのぼる)」の時期です(2月14日~18日)。

冬じゅう、固く凍っていた川面も湖面も、気づけば溶け始め、魚が勢いよく飛び出してくる?
そんな光景は想像だけ…の街暮らし。

それでも、暦がこう言い出すと「しらす」の旬。
私の中では、そんな風に関連ずいているもので…。

釜揚げシラス

さっそく買ってきました。
「しらす」をさっと塩ゆでした「釜揚げしらす」をたっぷりと。
鮮魚コーナーの棚の常連アイテムですが、いまごろから、お安くなるのが嬉しいところ。

ちなみに、東京から近い、静岡や神奈川あたりのしらす漁は、12月末から3月末まで禁漁期間。
実は、東京あたりの「しらす」の旬はもう少し先です。

「なのに、不思議と暦に併せるようにお安くなるんだなぁ。」などと思って、しらすを眺める。
ああ、しらすの水揚げされる海沿いの街へ出掛けたいなぁ。
とかしらすまで旅情を誘いまくります(*’▽’)。

春近しなのに、なかなか去らないコロナ禍が恨めしい日々です。

◆今日は、2022年2月16日/旧暦1月16日/睦月庚子の日/月齢14.9日
◆日の出6時27分 日の入17時23分/月の出16時51分 月の入6時24分