七十二候は「土脉潤起」に。暖かくなって根雪溶け、春泥へ…と暦。東京は、気温が上がって桜リレーが本格化。「河津桜」咲きました🌸。/旧暦1/23・丁未

七十二候は「土脉潤起(つのしょううるおいおこる)」の時期です。(2月19日~23日)

暦が言っているのはこんな光景でしょうか?

大地を覆っていた雪が融け
⇒水になって流れ
「土脉」=脈のような筋を描く。

雪解け

やがて、水は蒸発し、空気が「潤起」=潤う

今年の東京は雪降る日があっても溶けるのも早く、タイミング次第ではこんなシーンに遭遇可能だったかも。
東京に雪の予報が出るたびに、交通混乱を不安に思いつつも、ちょっとだけ期待しました。

といっても、暦が語るのは、雪降る寒さではなく、雪解けの春のことなんですけどね。

上野公園の桜リレー。
やっと「河津桜」にバトンが渡ったみたいです。

例年ならば、もう少し開花が早いはずが、やっと今頃開花した「河津桜」

河津桜 五條天神

上野五條天神さんの一本は、まだ開花したてといった風情。

もう一か所、不忍池・蓮池畔のほうは、少しだけ開花が早かったかな?(←下町風俗資料館にほど近い側に3本ほどあります)

河津桜

寄って見れば(←デジカメの望遠機能で見ればですが(*’▽’))

河津桜

河津桜

明日には開花しそうな蕾がたくさんついています。

暦が「土脉潤起」というだけあって、ここ数日は、昼間の気温も10℃を超える日が続きそう。
となると、この「河津桜」もあっという間に満開でしょうか?

上野恩賜公園の桜リレーは、「寒桜」のスタートは早かったものの、なかなか次に続かなかった今年。
しかし、ここからはあっという間に「染井吉野」にバトンがたどり着きそうな予感。

染井吉野より早い桜はまだまだ多く。
「寒緋桜」や「大寒桜」、「枝垂れ桜」を加えてあと10種ほど。(⇒上野公園桜マップ)

それらも、今年は、ちゃんと観察いたしたく。
しばし、マメな上野公園詣でとなりそうです。

◆今日は、2022年2月23日/旧暦1月23日/睦月丁未の日/月齢21.9日
◆日の出6時19分 日の入17時30分/月の出–:– 月の入9時54分