ゴールデンウィークのどさくさに紛れ、今日は憲法記念日。
そーなんだよねぇ。
ホントは、私たちの暮らしにすごく重要なはずの「憲法」。
こんな記念日をきっかけに1年一読ぐらいはしときたいと思うけど…。
私は、毎年、この日は「日本国憲法」を。
今年は、松本 弦人 編集『日本国憲法』をチョイス。
なんと、この本、2021年の東京TDCグランプリ受賞作なんだそうですが、それって、どうゆうこと?
と書店で手にとって、パラパラ眺めて、ああなるほどぉ~(*’▽’)。
日本国憲法103条文にアート作品を組合せたアイデアが秀逸。
「日本国憲法」は、施行されたときの内閣のメンバーと天皇の言葉と「前文」は必ず読む。
…が、ここ数年の個人的ルール。
まず、本書は、英語とバイリンガルになっているのがいいなと思う。
大好きな「前文」ももちろん英訳併記。
まずは、日本語で読んで、「なんと素晴らしい、いったいこれはどこの国の話かっ!」と今年も感動。
そして、英訳を読んで「ああ、日本語だけでは読み取れなかったことが浮きあがってくるなぁ」と、かすかに快感。(←もちろん、辞書を引き引き)
そんなこんなで、個人的には、日本人は、この「前文」だけでも読むべきだなぁと思う。
小中学校で読ませて欲しいなぁ。(←私はそんな経験はないけど、今は読み味わう授業ぐらいあるのかな?)
未読なら是非っ!
さて、この『日本国憲法』の大きなバリュー。
アート作品はもちろん、漫画、写真、映画作品など計69作品が各条文ごとに並ぶ豪華さです。
そして、巻末には、そのアート作品の丁寧な解説付き。
時々、これはなんでこの条文に組み合わさってるの?
と私の理解が及ばないところもあるけれど、やや読みにくい憲法に読者をいざなうアートのチカラはやはりすごい。
さて、いつもなら、施行時の内閣メンバー、天皇の言葉、「前文」を読んだら、あとはパラパラめくって、好きな条文探し。
実は、ぜんぶ読むわけではありません。
しかし、今年は、アート作品に照らされながら、全部読み通してみようかなぁと思います。
◆今日は、2022年5月3日/旧暦4月3日/卯月丙辰の日/月齢2.3日
◆日の出4時47分 日の入18時29分/月の出6時03分 月の入20時52分