「みどりの日」なので、ご近所の樹々草々をいつも以上にじっくり眺める。この時期はどんな花咲く?二季草、満天星、羊草などに遭遇。覚えておこうっ(*’▽’)/旧暦4/4・丁巳

「みどりの日」って、飛び石連休対策だっけ?

この祝日の制定趣旨って、ふだんそんな風に思いがち。
しかし、祝日法では「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む日」とされている。
一応ね。

ならば、そのとおりに、自然に親しみ、多少なりともココロ豊かに過ごしてみようぞと思う。

結局、いつものようにご近所をぐるり回って植物観察。

実際、今頃の東京って、どんな花が咲くんだろう?(←実は、5月の連休は福島帰省。コロナ禍で帰省できなかった日々は外出自粛でちゃんと眺めたことがなかったと、今頃気づく)

まず「二季草(ふたきぐさ)」こと「藤の花」

藤の花

もう花の頃は終わったと思ったら、まだまだ咲いてた。
実は、「二季草」の名は、晩春から初夏まで、2つの季節にまたがって最盛期があるゆえに。
ああ、だからなんだぁ。

そして、満天星(どうだんつつじ)も今が最盛。

満天星

我がご近所は、つつじの植栽が多いのですが、この満天星の植栽が多いのもつつじ繋がりかしら?

松の花も今頃の花。

松の花

松は、意識していないと、花の頃を逃しますね。
知らないと、これが花?とか思いますもの(*’▽’)。

そして…。

「羊草(ひつじくさ)」こと「睡蓮」は、花咲くところに出会うにはコツがある。
なんたって、羊の刻(午後13時~15時頃)に咲くから「羊草」と付いた。

睡蓮

だから、ご近所の睡蓮の花を眺めるのはその頃に。
まあ、もっと早くから、もう少し遅くまで花開いてますけどね。(←ロケーション的に、朝早くか日暮れ近くにしか通らない場所にあるので意識しないと花はいつも閉じています)

こうして、ご近所で季節の花探しするのは、まるで宝探しのようで楽しい

とはいえ、この界隈は、樹木が豊富な古い民家が根こそぎにされ、マンション化。
いつも眺めていた花が少しずつ消えてしまった。

この頃は、街路樹や寺社、公園などの植栽を中心に花探しとなっちゃったけどねぇ。

◆今日は、2022年5月4日/旧暦4月4日/卯月丁巳の日/月齢3.3日
◆日の出4時46分 日の入18時30分/月の出6時42分 月の入21時50分