七十二候は、蛙始鳴(かわずはじめてなく)の時期です。(5月5日~10日)
「蛙(かえる)の鳴き声が聴こえる頃」と暦。
夏の気配を告げる「立夏」に連なる七十二候は「蛙」。
夏の始まりを象徴するアイテムは、花の開花ではなくて、蛙の鳴き声だったよねぇ…と、古い暦を眺めて毎年思う。
ああ、蛙の声、聴きそびれてるなぁ。
草叢が少なくなって、ご近所で蛙の声を聴くのは、かなり難し。
母の家のあたりなら、聞き放題だったのに、帰省するのがちょっと早くて、そーいや蛙の声は聴いてない(:_;)。
たとえばこんな感じの草叢とか。
雨蛙の声が聴こえてきそう。
この蕗の群生するあたりでは、何度も蛙に遭遇した経験ありなので…。
きっと今頃なら、うるさいぐらいに蛙の声が響いているんじゃあないだろか?
母の家ある界隈は、かつて、広く水田が広がるエリア。
雨降りならば、蛙の声は当然のように、うるさいぐらいに響いていたなぁ…という記憶。
子どもの頃に育ったあたりも、辺り一面水田が広がる田舎街。
やはり蛙の声は、暮らしの中の定番アイテムだったよねぇ。
なのに、いまや蛙の声は贅沢な街暮らしです。
◆今日は、2022年5月6日/旧暦4月6日/卯月己未の日/月齢5.3日
◆日の出4時44分 日の入18時31分/月の出8時16分 月の入23時32分