6月もそろそろ晦日。
となれば、気になる「水無月」のこと。
夏越の祓いに併せていただく、京都発祥の和菓子「水無月」。
今年もご近所の和菓子舗「つる瀬」にて、売り切れ間際をGET!
近ごろは、東京でも扱うお店が増えて嬉しいけれど、売り切れるのが早いんだよねぇ。
ああ、よかった。
特に、つる瀬の水無月は、笹の葉にくるまれているのがバリュー。
包みのビニールをとると、ふんわり漂う笹の香りが気持ちよく。
その笹の葉に守られた、小豆がつやつやと、美味しそうです。
今日の外気は35℃。冷えた麦茶でいただきます。
今年は、まだ6月だってのに信じられない酷暑続き。
とうとう、昨日27日に梅雨明け宣言となってしまった。
ええ~っ!梅雨短かっ!早すぎない!?
なので、ここ数日のお茶は、もっぱら冷えた麦茶。
水無月も麦茶に併せて、涼し気にいただきます。
ちなみに、この水無月。
・小豆は、疫病や邪気を祓うため。
・ふるふる白い外郎(ういろう)は、暑気払いの氷の見立て。
・三角形は、魔よけ厄病よけのカタチ。
…と、幾重にも夏の厄災を乗り越えるチカラをたたえる頼もしい和菓子。
異常に早かった梅雨明けと酷暑についてけないカラダを、この「水無月」に守っていただこうっ!
…と、ことさらにゆっくり、じっくり味わいますっ(*’▽’)。
◆今日は、2022年6月28日/旧暦5月30日/皐月壬子の日/月齢28.6日
◆日の出4時27分 日の入19時01分/月の出3時20分 月の入18時32分