雑節&七十二候は「半夏生」に。暦は「半夏」=「烏柄杓」が生える頃と言うが、街暮らしは「半夏生」を愛でてこの酷暑をやり過ごしたく(*’▽’)/旧暦6/4・丙辰

七十二候は「半夏生(はんげしょうず)」の時期です。(7月2日~6日)

そして、今日は日本オリジナルの暦、雑節「半夏生」
七十二候と雑節の古い暦ダブルで、「半夏(はんげ)という草が生えてくる頃」と強調します。

なぜ、そんなに警告めいた?

この「半夏」が生えたら「田植えは終了させて」ということだった。
この草が生えても田植えが終わらないと米の収穫は減少するといわれたそうです。

現代に生きる私としては、この暦が現役だった頃は、こんな時期に田植えしてた?と驚くばかり。
今年なんて、もう梅雨が明けすっかり酷暑の真夏です。

ちなみに…。

「半夏」は、「烏柄杓(からすびしゃく)」と呼ばれる薬草のこと。
画像検索すれば、口からひょろひょろと舌出す妖怪か?みたいな姿でわらわら登場、生えるところには大量に生える普通の雑草みたいです。

が、私はまだホンモノに遭遇したことはない。
こんな面白い草、よーく眺めてみたいなぁ。

街暮らしの「半夏生」は、こちらの草を愛でて楽しむ。

今頃なら、湿地に生えるこちらの「半夏生」には遭遇可能

半夏生 皇居

今日あたり、久しぶりに皇居東御苑に眺めにいってみようか。

半夏生の群生

皇居東御苑の二の丸庭園・雑木林には、小川が流れ、その畔には、いい感じに半夏生が茂っているはずと思う。

いやいや、暑いし、不忍池ぐらいで手をうとうか(*’▽’)。

半夏生

ボート池の畔に、かなりわさわさと生え始めているはずです。

ということで「真夏の七草」探し。

コロナ禍は続くし、暑いしで出不精ぶりが加速。
そーいえば、今年は、いつもの夏の七草探しを忘れてるし…とふと気が付く。
さっそく、この「半夏生」をひとつ目として…。

半夏生

今日からゆるゆると、「真夏の七草」探しに興じようと思います。
少しは、カラダを動かさないとね(*’▽’)。

◆今日は、2022年7月2日/旧暦6月4日/水無月丙辰の日/月齢3.0日
◆日の出4時29分 日の入19時01分/月の出6時52分 月の入21時27分